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中学・高校受験:学びネット

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2011/3 塾ジャーナルより一部抜粋

緊急特集 新教場は一歩進んだ個別指導を実践!
オリジナルの指導で大手進出の影響を受けない塾経営を

  有限会社 エコール学院 代表取締役 学院長 田中 保行氏  
     
 小田原市で6教室を展開しているエコール学院は、各教室で募集する生徒をひとつの中学に絞った地域密着型展開の塾。教室の最寄り駅には大手塾が個別指導を含む教室を数多く展開しているが、学院長の田中保行氏は「大手塾ではできない完全オリジナル指導法」を編み出し、大手進出の影響を受けずに、安定した塾運営を続けている。また、人材育成にも力を入れ、いずれはのれん分けの形で教場を増やしたいと語る田中氏に、その運営内容などを緊急取材した。

住宅地に一教室一学校対象を
基本に展開

── 今年で開塾25周年と聞きましたが、現在は何教室を展開されているのですか。

田中 この2月に開校し、現在生徒募集を行っている富水教室(授業は3月より開始)を合わせて6教室です。また、親類がインドネシアで塾を開いており、姉妹教室として協力し合う関係を築いています。

── 教室展開へのこだわりを聞かせてください。

田中 地域の学校からそう遠くない住宅地を立地条件にしています。また、コンビニが近くにあり、少しにぎやかな場所というのも、人が集まりやすいという意味で注目しています。
駅前は店舗などの変動が大きく、にぎやかではありますが、人の移動が激しい。また、大手塾も多数進出しており、生徒の争奪が行われています。そういった流れにほんろうされず、緩やかに生徒を集めたいと思っての条件です。

── 駅から離れることで、生徒の通塾に支障は出ませんか。

田中 当塾で最も多いのが中学生ですが、ひとつの教室では、一中学からのみ生徒を募集するといった地域密着型を徹底しているため、生徒の多くが徒歩や自転車での通塾範囲内になります。これは、複数の中学から生徒が通うことで、テストの日程や授業の進度、授業内容などが異なって、指導内容に無理が生じるのを防ぐためです。一方、小学生はそのターゲットの中学に進学する生徒を対象とし、高校は学校に関係なく、個別指導を行うことで対応しています。

── ひとつの学校を対象とすれば、授業方針もまとめることができるということですね。

田中 そうです。そのため、良い意味で各教室に違いが出ていますね。ただし、この方法にも全く問題がないとは言えません。習熟度が高く、ハイレベルな学校への進学を目指している生徒は、自分の学校の中だけでなく、他校の生徒と切磋琢磨したいと願うためか、なかなか入塾につながりません。もちろん、そういった高い成績の生徒もいますが、多くは学校で中間層の成績の生徒です。今後、このハイレベル受験層をもっと多く取り込み、より良い指導で、成績アップにつないでいきたいと考えています。

新教室はオリジナルな指導法
新・ハイブリッド形式

── 大手塾の進出は多いのですか。

田中 そうですね、競争は激しくなっています。駅前には特に河合塾、サピックスなどをはじめ、多数の大手が個別指導塾を展開してきました。ただ、私の塾ではきめ細やかな指導をはじめ、大手にはできないオリジナルな手法で、独自に進化した教室展開をしておりますので、大きく影響を受けることはありません。

── そのオリジナルの指導法を聞かせていただけますか。

田中 生徒の状況を完全に把握して指導できるよう、講師ひとりにつき、12人の生徒しか担当しない方針を採っています。また、開校したばかりの富水教室では、新たな手法での指導を行う予定です。

── どのような指導ですか。

田中 一歩先を行く指導法ですね。個別でも一斉でもない、ハイブリッド形式と呼んでいます。最初に、個別で宿題などをチェックして、弱点克服を行い、続いて、一斉授業を受けさせた後、再度、個別指導に戻って、題演習で理解できない部分をフォローするという、サンドイッチ形式ですね。個別の弱点である競争心が生まれないことや、自分のレベルが把握できない、また、同じ質問を多数から受けたときにまとめて指導できるといった一斉授業の良さをうまく複合させた方法です。特に、一斉授業を受けただけでそのまま帰らせてしまうと、生徒の習熟度にムラが出てくる。できている子には応用問題でさらなる発展を、できない子には理解できるような指導を個別で行えば、生徒全員が十分に授業内容を理解した上で、帰宅することができるでしょう。

── その新教室ですが、募集はどのように行っておられますか。

田中 やはりチラシですね。新教室では指導方式が異なるため、全く別の募集チラシを作成します。また、配布方法は折り込み、ポスティングの他に、校門前での配布も行います。生徒がチラシを家まで持ち帰り、必ず目を通してもらえるよう、配布方法にもいろいろと趣向を凝らしています。

人材育成後に教室展開
塾の集合体としての成長を導く

── 講師は現在何人ですか。

田中 講師が20人前後、正社員が5人です。この数で、ひとりが1クラス定員12名を完全に把握して、授業を行っています。講師は学生アルバイトが中心のため、平均20代前半。正社員も30代前半までがほとんどですね。

── 人材育成はどのようにしておられるのでしょう。

田中 バイトは当塾の卒塾生や教師志望の学生なので、指導には非常に熱心です。一方、正社員は、最初に講師として入社してきた人間ばかりなので、方針や指導方法は理解してくれています。ですが、全員に『職人にはなるな』と言っています。指導しかできない、事務しかできないといった職人気質ではなく、電話応対も生徒指導もできる人材として育ってほしいと思っています。
また、今後は本部を大きくするのではなく、若い先生を育て、のれん分けの形で、教室数を増やしていきたいと考えています。教室運営を行い、発展させていくためには、事務や広報などの仕事は不可欠ですが、ひとりの教室長にこういった雑事もすべて任せていては、負担が大きすぎます。ですから、本部でその辺をコントロールできるシステムをつくり、同じ意識を持つ塾の集合体として、ともに成長していくようにしたいですね。

── 今後が楽しみですね。

田中 そうですね。新しい教室もこれからどのように育っていくのか、考えると気持ちが高揚します。不況の時代と言われ、ストレスとの戦いですが、だからこそ、前向きに進んでいきたいと思います。ただ、同時に無理は禁物とも思っていますから、数年かけて講師を育成し、育った人材を中心に教室を展開していく今の状況は変えることはありません。実際、新しい教室の展開は1〜2年後になるでしょうが、自分の心情的には今年中にもうひとつ展開したいくらいの勢いでいくつもりです。また、塾団体とのつながりや協力体制を整えるだけでなく、異業種交流にも積極的に参加し、多方面から刺激を受けることで新たな展開を考えていけるよう、日々努力しています。

── 本日はありがとうございました。

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