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2011/3 塾ジャーナルより一部抜粋

河野優の超〜塾長爆裂対談

第14弾:立心ゼミナール 塾長 太田 義人

河野 優(こうの まさる)
[ 学習塾経営研究会 主宰 ]
大学を卒業後、大手通信メーカーに入社。そこで国際向け電子交換機のプログラム開発に携わる。30歳の時に、一身上の都合で地元に帰り、縁もゆかりもない場所で塾(開進スクール)を立ち上げる。塾を立ち上げた翌年より、学習塾ニュースの配信開始。現在の読者数は、約1100名。
その後、学習塾経営研究会を発足、全国の塾長のためのネットワークを構築。
主な活動には、千樹会(100人会の姉妹団体)代表幹事、学習塾経営セミナーの開催、100人会の主宰、その他、個人塾の経営、及び、販売支援など。
立心ゼミナール 太田義人 塾長:(新潟県三条市)
2008年3月、自立型人間を育成する原田隆史先生の教育方法に感激し、地元でもそれを実践したいと地元大手塾から独立。
十数名からスタートした塾は、3年目を迎えようとした今では、90名まで成長。今後、地元の教育を上げるために多店舗展開を計画中。来年度には、元教え子が入社するということもあり、2校舎目を開校予定。

河野(以下──) 今回は、新潟の三条市で進学塾を経営されている太田先生です。早速ですが先生は、もともとは機動隊員でしたよね。機動隊を目指したのは、現在の塾経営と何か関わりがあるのでしょうか。

太田 直接人に役立つ仕事をしているという意味では、同じですね。ただ命令系統がハッキリしている世界でしたので、自分の思いを形にしたいという気持ちが強かった私はその後、大手塾に転職しました。
しかし、学習塾は学校と違い営利企業です。売り上げを上げるために、一度に大勢の生徒を指導しなければなりません。基本的学力に達してない生徒の伸び悩みや家庭学習が不足している生徒に対しては、授業後の補習などを勧めましたが、生徒数が増えるとその対応もままならず、結局は色々と考えて開業することにしました。

── なるほどですね。現在、塾の形態は一斉ですか。

太田 基本は一斉ですが、一部、個別的な要素も取り入れています。一斉指導にこだわりはありますが、どうしても個人別での指導も行わないと厳しい生徒もいますので、そういう意味ではハイブリッドの形態ですね。

── さて今回もチラシを拝見させて頂きましたが、いつもながら燃えてますね。(笑)

太田 まだまだ塾長がウリの塾ですので、私をメインに売っています。河野先生から見ていかがでしょうか?

── チラシとしては、「あり」だと思うんですね。ただしメディアそのものの持つメッセージというのがあり、例えばチラシは、やはりどこまで行っても売り込みのメディアですね。それに対しTVだと、それだけで大きい会社というメッセージが飛ぶことがありますし、HPならプル型のメディアですので消費者が「探してくる」ということもあって、信用しやすいですよね。ですので、それらのメディアをどう使い分けるか、何を統一するか、ということをそろそろ考えてもいい時期でしょうね。

※スタートアップ時は、塾長が商品ということは皆さんご存知の通りです。問題はイメージをどうメディア間で統一するのか、どう表現するのか、ということでしょう。今、チラシからHPへの流れは、都市部だけでなく地方でも明らかです。するとチラシでのトーン&マナーがそのままHPに表現されているか、チラシで書けなかった内容がHPで補填されているか?など細かい部分にまで注意が必要です。それらを使い分けて、初めてブランドの核となるものが成立します。

── あと太田先生の場合、地元の経営者の方々とも活発に活動されてますね。

太田 地元JC(青年会議所)の広報渉外委員会の委員長をさせて頂いております。

── 個人塾の強みの源泉は、「そこ(地元)で生活している」ことだと私は考えていますが、それはどうですか?

太田 私どものような個人塾ですと、地元の方々がお客様となりますが、色々とお世話になることも多く、まさにWin-Winの関係を作らないとダメですね。またお客様サービスにしても、痒いところに手が届く細かいことが出来ないとダメと意識しますね。

※地元密着という塾の多くは、単にターゲットとする中学校を「絞っただけ」の塾が多いようです。塾を支えられるだけの母集団がその学校にあれば、それでもいいのですが、多くの場合、1中学校だけでは、経営的に難しいので複数の中学校をターゲットにしてしまい、結局は、他塾と何も変わらない・・・。強いていうと地元からも「地元密着」と認めてもらえない塾があります。個人塾レベルですと、認めてもらわないといけないのは、塾ではなく「塾長」です。その塾長が、地域でどんな活動をしているのか?塾は、塾長の商売というだけで、まずは塾長がどんな人なのか?ということを広く地域の方々に知ってもらうことが大切です。

── では、今後の展開についてお伺いしたいのですが。

太田 実は、今年中に2教室目を出す予定です。教え子が、私の会社に就職してくれるということもあり、拡大路線を目指さざるを得ないかな?と考えています。ただ、しばらくは、やはり太田=立心ゼミナールですので、最前線で授業を中心にまだまだやっていきたいと思います。

── まだまだエースで4番ということですね。その教え子が会社に来てくれるようになった理由は何でしょうか?

太田 私の塾は正社員はいませんが、非常勤のバイトの先生は大勢いて助けてもらっています。ほとんどが教え子なのですが、自分のやっていた自立出来る生徒を作るという理念に共感してくれていること、そして何よりも、この塾の空気が好きということかな?と思っています。

── 教え子がそのまま就職してくれたらイズムの伝承は自然と出来ますね。

太田 そうですね。もちろん、まだまだ私がしっかりしないといけない部分はありますが、嬉しいことですね。

── 先生としては、社員一同、どのような気持ちで生徒に向かいたいと考えておられますか。

太田 やはり塾ですから絶対に成績を上げる!ということですね。
学校の成績だけが人生ではありませんが、勉強の出来、不出来で高校、大学が変わりますので、人生も変わってきます。その成績を左右するのが、塾の役目だと考えております。 生徒の成績を左右する材料はたくさんありますが、私は「やる気」が一番大きいと思います。精神面の部分ですので、こうすればすぐにやる気が出るなどという魔法はありませんが、やはり大人が率先してやる気を出し、元気を出し、動いてみせるということが重要だと考えています。これが「燃える太田」の原点です。(笑)

── では今度、生徒には、どのようなことをしてあげたいと思いますか。

太田 塾での指導を通じ、どんな困難にもくじけず、自分の夢を追いかけられる人を育てたいという思いで塾をやっています。また子どもは褒められ、認められて育つということを信じていますが、やはり人は叱られてなんぼとつくづく実感しています。人は期待があるから叱るのであって、期待がなくなると叱ることもしなくなるといいます。自分は叱られ続ける人でありたいと思います。でも、決して叱られるのが好きなわけでなく、できれば「先生のおかげで…」と感謝の言葉があるのが理想的ではあります。(笑)
最終的には大きな夢ですが、新潟に恩返しするという意味で、新潟で一番の塾になりたいと思っています。新潟の多くの子どもたちに、質の高い教育環境を与えることが自分のミッションだと考えています。

※機動隊出身の塾長ということで、体育会系と思われがちですが現実の太田先生は、非常に明るくユーモアあふれた先生です。生徒の距離も非常に近いだろうと推測されます。太田先生の特徴は、塾だけでなく様々な活動においても地域に密着しているということでしょう。塾を教える場所だけと考えるのでなく、地域に必要な機関にどう持っていくか?そのあたりが、ポイントになっていくと思われます。今後の先生の活躍が楽しみです。

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