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2009/1 塾ジャーナルより一部抜粋

河野優の超〜塾長爆裂対談

第一弾:瀧和塾 瀧山和也 塾長(愛媛県伊予郡砥部町)

河野 優(こうの まさる)
[ 学習塾経営研究会 主宰 ]
大学を卒業後、大手通信メーカーに入社。そこで国際向け電子交換機のプログラム開発に携わる。30歳の時に、一身上の都合で地元に帰り、縁もゆかりもない場所で塾(開進スクール)を立ち上げる。塾を立ち上げた翌年より、学習塾ニュースの配信開始。現在の読者数は、約1000名。
その後、学習塾経営研究会を発足、全国の塾長のためのネットワークを構築。
主な活動には、千樹会(100人会の姉妹団体)代表幹事、学習塾経営セミナーの開催、100人会の主宰、その他、個人塾の経営、及び、販売支援など。
 

河野(以下──) 今回は、瀧和塾が短期間で圧倒的なシェアを取るにいたった理由をお聞かせ願えればと思っております。開校したのは、何年前でしたか。

瀧山 3年前の夏です。

── 当時は、何歳でした?

瀧山 26歳です。多分、読者の先生方の中にも、若い先生がいらっしゃると思いますので、この記事が何かの刺激になれば嬉しいです。

── そうですね。それで、当時はお金は正直なかった・・?

瀧山 ぶっちゃけ、なかったです。なので、河野先生に言われたように国金に走って150万円ほど借り入れをして、塾をオープンしました。

── 場所は、わりといい場所でスタートしましたよね。

瀧山 一番、交通量が多く、かつ子どもの通学路になっている国道に面した場所を狙って出しました。やはり目立つということが一番なので、チラシなども最初はあまり出せませんし、それなら場所だけでも目立つ所にという感じですね。

── そこで、国道沿いの場所ということですね。ただ、その時に見に行って正直、狭いなと思って、私の娘を連れていったんですよね。

瀧山 正直、あれはヘコみました。

── 娘に一言、「せまい!」って言われましたもんね。

瀧山 いやぁ〜、頑張ったんですけどねぇ〜。でも最初から広い所じゃなかったので頑張れたと。

── 確かに、結構、派手に動いてましたね。

瀧山 何せ生徒が最初はいませんので、毎日、ポスティングをして歩いてました。ひと夏で、靴を三足履き潰しましたから。

※瀧山先生は開校当時から知っていますが、とにかく自ら直接動くことで、人・物・金がないというハンディを跳ね返してきた先生です。特にポスティングに関しては、本当に一生懸命されていたのを覚えています。セミナーでよく話すのですが、「ズバ抜けた行動をする時には単位を変えろ!」ということです。ポスティングを○○枚とするのではなく、○○足とすると他よりも圧倒的に行動出来ます。よくプリント塾で、こんなに問題を解きました。とプリントの厚さが何cmとか何Kgとかと書いてあるチラシを見ますが、これも○○問から○○cm、○○kgと単位を変えることで、ズバ抜けていることを表している例です。

── 瀧和塾の場合、最初から優秀な生徒さんが来てくれましたよね。

瀧山 えぇ〜、おかげで、初年度から県下No1の公立高の合格も出ました。

── あの「真剣勝負!」というタグラインは良かったですね。

瀧山 あのおかげで、それなりに覚悟が決まっている生徒しか来てないと思います。

── 多くの塾はタグラインすらないですからね。

瀧山 だとすると、どんな塾か分からないですよね。

※タグラインとは、商品名や店の名前の前につく一言のことです。「スカッとさわやか」コカコーラとか「街のホットステーション」ローソンとかです。タグラインに関しては、大手塾は大抵、持っています。私の考えでは、お客が、足を運ぶ前に「どんな塾なのか知らせる」ことが大切ですので、必ず、どんな塾なのか、何をしている塾なのかということを出来ればお客のメリットから書き出してもらうようにしています。ピンとこない場合は、手っ取り早く、「○○高校進学のための」塾などと書いてもらいます。そうすることで何屋なのかがハッキリしてきます。売れない理由は、お客が理解出来ないからです。

瀧山 とにかく真剣勝負ということでウチの塾はキビシイよ!というメッセージは出したつもりです。

── 確かにキビシイよね・・。チラシにも出してますもんね。

瀧山 ただ最初は、そのチラシすら出せなかったんですが・・。お金がなくて。そういう意味では箱物にはあまりお金をかけず、広告宣伝費をしっかり使った方がいいと思います。

── それはそうですね。箱をいじってもね。

瀧山 お金がないと言っても、やはりチラシは出したいですしね。

── でも、チラシで集まったわけではないでしょ。何が良かったと思いますか?

瀧山 とにかく一生懸命やる。これにつきますね。よく河野先生が言う「うまくやらんでいい。一生懸命やれ!」ですね。

── ま、うまい方法を考えると動かないしね。うまい方法をやってしまうと結果として足を引っ張られるし。

瀧山 あと、100人来る方法なんぞ、どうでもいいから、1人でも来るようなことを100せい!と言うでしょ?

── そらそうさね。

瀧山 それで結構、色々と動いたということが良かったんだと思います。勢いもつくし。

※実は、瀧和塾の最初のチラシは白黒1色のもの。しかし最初からプロを入れてクオリティは保っていました。真剣勝負というタグラインとの兼ね合い上、敢えてチラシは手書きを避けたわけです。一方、ポスティングは塾長の人となりを見て欲しいので手書き100%です。また、行動量を増やすということからも、1人来る方法を100すべきです。思いついた方法は、とにかくやるということが大切です。塾長は頭の良い人が多いので、結局、何もしない方がリスクが少ないと思い、行動しなくなる傾向があります。行動をしなければ、何も始まりませんし、それらの方法の有効性も分かりません。

── 今は砥部町でNo1になりましたが、月謝は結構高めに設定してますよね。

瀧山 中3で25000円ちょい頂いてます。中1、2生は21000円ですね。

── 一方、指導時間は他より短めですよね。

瀧山 1科目40分ですので、1日80分授業ですね。で、中1,2は週3回、中3は週4回です。

── ウチの中3は、毎日90分ですね。それで26,250円です。

瀧山 毎日ですか?

── 中3は4時30分から余裕でスタート出来るので、回転率もすごくいいですよ。

瀧山 それは・・。場所によりますよね。

── もちろん、それはそうですね。ただ時間に関しては、別に40分でも問題ないでしょ。

瀧山 昔勤めていた塾がそうだったということが主な理由ですが、40分で困ることはないですね。

── 今、個人塾の多くは長時間でお金をもらおうとしてるでしょ。

瀧山 えぇ〜、えぇ〜。

── あれは、早晩立ち行かなくなりますね。しかも、ちょっと考えれば分かるでしょうが、例えば歯医者に行って同じ治すにしても3日と3か月。結果は同じ・・どうします?

瀧山 3日の方に行きますね。

── でしょ!それで治るなら3日しか行かなくても他の3か月分のお金を払ってもいいくらいですよね。つまりプロであれば、他よりも圧倒的な何かの技術がないとダメなわけで、それは、成績が上がる。それも短期間で上がる。もしくは短い時間で上がるなどが見えないとね。

瀧山 それはそうですね。

── 今、何か注意していることとかありますか?

瀧山 「やはり商品力ですね。これも河野先生がよく言うんですが、その地域を支えるという観点からすれば、地域の教育を支えるための商品を開発しないとダメですね。

瀧山 そこは個人塾の弱いとこですね。

瀧山 今はおかげさまで小学生も多くなってきましたし、優秀な生徒が多いですので地域をリードしていくような新商品をドンドン出していきたいですね。

瀧山 じゃ、今後の目標などをお聞かせ願いますか。

瀧山 今は砥部町での地位を圧倒的にしたいですね。やっと箱も揃って敷地面積ではNo1ですので、もう優先順位で常に1番になれるようにして、そうですね。あそこで150名くらいはいかせたいですね。

瀧山 分かりました。本日はありがとうございました。頑張って下さい。

※砥部町は、わずか人口2万弱の街です。(合併された広田村を除くと)そこで生徒150名ということは、本当に圧倒的な状況になります。実は、この地域には地元の大手、そして最近、全国的に有名な東進に買収された塾と競合がひしめきあってます。そのような地区でわずか3年目の塾が頭を張るということは、結構大変なことです。一番の理由は、とにかく瀧山塾長が日々色々と動き回っていること、そして塾を見ればよく分かりますが、とてもキチンとしていることです。個人塾にありがちな甘えが少ないのです。若い塾長だけでなく、私たちのようにある意味、「慣れ」が出てきている塾長にも多くの刺激を与えてくれる塾長です。

瀧和塾:
3年前に開校。開校1年半で生徒数約100名を達成。現在は、町内No1の塾となり大手塾の会議にも、その名前が上がる程、マークされている模様。ニッポンの次世代元気100塾の1つである。
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