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中学・高校受験:学びネット

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九州産業大学

 
  社会に直結する実践力を養う、
「キク・シル・ウゴク。」のKSUプロジェクト型教育
九州産業大学は、「産学一如」を建学の理想に1960年に開学した。地域に根ざす総合大学として、広く産業界の期待に応えられる人材育成を目指す。「面倒見が良い大学」をモットーに、教職員が一体となった学修・学生支援ネットワークで基礎教育などを支援する。学生が自らプロジェクトを立ち上げて実行する「KSUプロジェクト型教育」は、現場体験のなかで実践力を鍛え、社会人としての職業観を醸成している。

校 長: 山本 盤男
学 部: 国際文化学部、経済学部、商学部第一部、商学部第二部、経営学部、情報科学部、工学部、芸術学部
住 所: 〒813-8503 福岡市東区松香台2-3-1
電 話: 092-673-5050(代表)
交 通: JR鹿児島本線 「九産大前」駅徒歩1分、西鉄バス 「唐の原」「産業大学前」「産業大学南口」各停留所より徒歩2分
学生数: 大学 10,807名
大学院 158名 (2013.5.1現在)
ホームページ: http://www.kyusan-u.ac.jp/

 

専門教育の基礎作りを支援

 九州産業大学は、社会科学系と理工系の学部に加え、国際文化学部、芸術学部の8学部20学科を有する総合大学。約1万1千人の学生が学んでいる。

 学生数が多いにも関わらず、大学の特色は「面倒見がいい」と山本盤男学長。

 教職員のネットワークで一人ひとりを把握し、指導する体制を構築している。

 まず学生20人を単位にクラスを編成し、クラス担任を置く。新入生のなかには、すぐには大学に馴染めない学生もいるため、入学後2週間の出席状況をICカードのデータでチェックし、出席率50%未満の学生には、担任が事情を聞いて指導する。

 また、前期の取得単位が10単位以下の学生にも同様に対応し、学習面での援助が必要であれば、学内の基礎教育センターと連携してサポートする。

 基礎教育センターは、高校から大学教育へのスムーズな移行を支援するとともに、専門教育の基礎作りという役割も担っている。教員やスタッフが常駐しているので、相談したり、個別指導を受けられる。

 「お預かりした学生をしっかり教育して、社会に送り出すことが我々の使命。そのために、まず教育の前段階から、学生が安心して学べる環境を整備しています」

 昨年は、少数派の女子学生のために、学部、学年を越えた女子学生の会「KSUGL(くすぐる)」をつくり、専用ルームも設置した。後に、この会から「かわいい九州」プロジェクトが生まれる。造酢メーカーと連携して「かわいいすし酢」を企画。博多阪急百貨店で限定販売した。さらに、これが縁で同店から依頼され、かわいい衣装でパフォーマンスするイベントに参加し、大好評を博した。

 就職支援も手厚い。キャリアセンターでは、就職先として地元企業を開拓し、セミナーを開催。また東京や大阪の企業にチャレンジする学生には、1人あたり最大2万5千円の旅費の補助がある。

 キャリア教育では、1年次に「キャリア形成基礎論」、2年次に「キャリア開発論」、3年次に「キャリア形成戦略」を開講。全学的な取り組みで、職業観を形成するとともに職業に関する知識や技能を体得させる。

仕事の現場で役立つ英語力と
実践力を育成

 社会に出る前に身につけておきたいのが、「仕事で使える英語力」だ。

 九州産業大学の英語教育プログラムは平成19年度に文部科学省「特色GP」に選定された実績を持つ。全学生を学部横断で60段階以上にレベル分けし、少人数クラスを編成。レベルに応じて、ネイティブ講師と日本人教員がきめ細かく指導する。TOEICのスコアが一定以上に到達すると、奨学金が給付され、海外ジョブトレーニングを体験できる。

 また、社会での実践力を鍛えるのが、「KSUプロジェクト型教育」だ。経営学部などで先行していたアクティブ・ラーニングが、全学をあげて推進している。学生が主体的に他学部と、あるいは学外の企業や自治体などと連携してプロジェクトを立ち上げ、完成させる。先の女子会の取り組みもそのひとつだ。
「KSUプロジェクト型教育」の合い言葉は、「キク・シル・ウゴク。」現場の問題を聞き、深く知り、解決に向けて動くという意味だ。

 「授業を受けているだけでは身につかない実践力と、共創力、統率力を鍛えます」

 昨年末に開かれた経営学部の発表会に出席した山本学長は、学生たちが自らの成長を実感していると感じた。「教員も指導に手応えを感じたようだ」と話す。

 今年6月にはフォーラムを開催し、「KSUプロジェクト型教育」を学外に発信した。今後は総合大学の特色を生かしたプログラムを発展させ、「アクティブ・ラーニングの九産大」を広めていきたいという。

 さらに将来的な構想について、「グローバル化する社会のニーズに柔軟に対応するために、大学全体の改革として取り組んでいきたい」と語る。願いは、地域社会から教育力において最も信頼される総合大学となることだ。

思いをカタチにする
プロジェクト活動から
社会で求められる人材へ

 いま大学教育で注目されているアクティブ・ラーニング。経営学部では20年近く前から取り入れている。中でも同学部の事業開発コースは、「KSUプロジェクト型教育」のトップランナーだ。

 例えば、「第六次産業実現」プロジェクトでは、学内の空き地を掘り起こし、農園づくりから始める。玉ねぎなどを栽培し、収穫後はメーカーの協力を得てドレッシングに加工して販売した。生産から加工、販売まで手がける第六次産業は、新しいビジネスモデルとして注目されている。それを実体験できるプロジェクトだ。

 浦野倫平教授は、「頑張ると成果が出て評価される。成功体験がさらに意欲を高めます」と、学生たちの変化を語る。

 通常のプロジェクト型授業(PBL)は、あらかじめテーマが設定されているが、「うちでは、自分のやりたいことを思い通りやりなさいというスタイルです」。

 今年の経営学部新入生オリエンテーションも学生が企画した。上級生と新入生がグループワーク形式で、大学での目標などを語り合うというもの。プロジェクトリーダーは2年生。事前に、「NPO法人カタリバ」の研修を受け、上級生100人を集めて研修するなど準備を進めた。当日は新入生のほぼ全員が参加し、大成功を収めた。

 学生の活動をサポートする体制も整えられている。「事業開発演習」の時間は全学年がひとつの教室に集まり、教員7名も参加する。そこで上級生にアドバイスを求めたり、専門分野の教員を選んで指導を受けることができる。

 聞間理教授は、「4年間のプロジェクト体験で、学生は自分に対する理解を深め、感謝の心を持つようになります」と話す。

 同時に、汗をかくことをいとわず率先して動くようになるとも。

 最近、卒業生が入社式で総代に選ばれることが多くなったという。プロジェクト型教育は確実に実を結び始めている。

 
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