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中学・高校受験:学びネット

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共栄学園中学校・高等学校

 
  2004年 塾対象学校説明会開催
 
男女共学で開校した中学校に続いて、本年度より高校での共学化も始まり、これで通年4学年が共学でのスタートを切ることになる共栄学園中学校・高等学校。また、新校舎の建設も着々と進んでおり、利便性・スマート性・近代性の3拍子そろった最新都市型学園がここに誕生する。

校 長: 倉島 新治
住 所: 〒124-0003 東京都葛飾区お花茶屋2-6-1
電 話: 03-3601-7136
交 通: 京成線お花茶屋駅より徒歩5分
学生数: 中学校  216名
高等学校 814名 (2003.5.1現在)
ホームページ: http://www.kyoei-g.ed.jp

 

 男女共学開校に踏み切り、6年一貫生の進学先として共栄学園中学校の生徒の多くが進んでいる共栄学園高校では、中学からの入学生を迎えるのを皮切りに、男女共学化に本年度より切り替えた。これにより、1938年の開校より脈々と続けられてきた伝統を礎に、情報化時代・国際化時代に向け、豊かな人間性を育成してきた共栄の魅力がさらに増したことになる。また、万全の学習サポートプログラムやIT教育などをバックアップする新校舎建設も現在急ピッチで進んでおり、平成16年3月には体育館・講堂・特別教室・テニスコート3面を含めた最終部分が完成。総合学習をはじめとした新しい時代の教育にも、より一層の充実化が見込まれている。
 その注目株上昇中の本校の塾対象説明会とあって、会場には280を超える塾の代表者が参加。来年度の受験に向けての情報を細部まで聞き漏らすまいと、真剣な表情で壇上の話に聞き入っていた。

学習の現状と
新しいプロジェクトについて

 共栄学園中学校・高等学校は、知・得・体の調和した人間の育成を目標とした、幼稚園1、中学・高校各2、短大・4年制大各1という総合学園である。その高等部では、今年度より始まったばかりの共学化だが、待ち望んでいた声の高さを表すように、400名余の入学募集に対して2000名近くの出願者が出るといった事態も見られた。また、6年一貫制ながら、成績や希望により共栄学園高校・春日部共栄の2カ所から選べるY字型進学で話題を呼んでいる中学校も年々入学志願者が増えており、昨年度は70名余の募集に対し、300名を超える出願者がいたほどである。
「中学・高校ともに、66年の伝統の中で得たものと、現代社会の動向に合わせた指導をうまく融合させて、より良い方向へと導いています。特に中学では、高校への連続した時間の中で学ぶことを重視し、学力向上・情操教育の充実などに学校生活のあらゆる側面で取り組んでいます」と語るのは、倉島新治校長。
 また、伊藤裕高等学校教頭は「中学が3年目を迎え、中高一貫教育の形が見えてきました。礼を尊び、知性を育み、社会へ貢献できる生徒となるように今後も指導を続けていきます。また、進んだ最新のIT技術を駆使できる漸進的校舎の建設も完成が間近となり、都市型でスマートな指導をさらにバックアップすることになるでしょう」と前置きを述べた後、現在の指導内容について解説を行った。
 高校からの入学生(中学卒業生は6年一貫コースとして別のクラス編成となる)は、入学時に特進コースと普通コースに分かれて入学するが、2年次にはそれぞれのコースの中で文系・理系などの生徒自身が希望する進学先に分かれ、より専門的な授業を受ける。また、普通コースで入学した生徒も、成績良好で本人が希望した場合、2年次に特進コースへ移ることができる。生徒の更なる学力アップへ向けた新プロジェクトも始まっており、学習環境推進委員会ではチューター制を導入、生徒の学習指導や健康管理を個人単位で行っている。日本最高学府と言われる東大への進学を目指す、東大合格推進委員会も始まり、高倍率・難関校を目指す生徒へ日常的に良い刺激を与え続けている。「入学時にあまり高くない偏差値だった生徒が、めきめきと実力アップしたことも実際に多くあります。また、中高一貫生対象の模擬テストでは、平均の偏差値が70以上を記録しており、良い効果が現れてきていますね」と伊藤教頭は笑顔を漏らしながら説明した。

高まる大学進学希望率が反映する
入学希望者数増加

 共栄学園の大学進学率が高いことは広く知られているが、今年度の入学生は特に進学希望率が高いと語るのは、山口順代進路指導部長。「男女ともに大学進学希望者が多く、7割以上が大学への進学を希望、また進学希望者の中の50%が国公立大学を目指すと答えています。これに対し、2年次からコースを細分化して科目を絞ることで、できるだけ高い目標に到達できるよう、生徒と共に私たち教員も一丸となって当たっております。また、受験に対しては1年次からの意識付けが大事なので、LHRや学年集会を使って進路指導や個人面談を進めています」。このほかにも、ベネッセと提携し、生徒個々の成績の管理も行われている。
 生徒の進学や人間形成にこれだけ十分なシステムを行う共栄学園には、入学希望者も極めて多い。だが、入試機会も多く、また推薦制度も整っているので、生徒が自分に合った試験を受けることができるのも特徴である。
「入試には通常の単願推薦のほかに、B・C2つの推薦制度があります。B推薦は埼玉県対象の推薦、C推薦は自力で学力特待生を勝ち取る推薦試験です。このB・C推薦で不合格でも、後の一般入試で再チャレンジできます」と詳しく説明するのは、越間秀男入試対策委員。詳細を知りたいと願う人のために、夏以降にも多くの保護者・生徒・塾対象に説明会が行われることになっている。
 春日部共栄学園高校の宇野禎弘教頭は、春日部共栄に4月から中学を開校したことを語り、「春日部共栄学園中学校の生徒も、共栄学園と同じく日々自分の実力を磨くことに力を入れています。また、Y字型進学で入学してきた共栄学園中学校の卒業生は現在2名。2人とも実力を遺憾なく発揮し、日常生活に、授業にと活発に活動しています。来年は現在の中学3年生が15名前後、春日部共栄学園高校への進学を希望しておりますので、共栄学園と連絡を取り合いながら、受け入れ態勢を整えている状態です」と語り、1時間に及ぶ説明会を締めくくった。

 
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