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淑徳巣鴨中学高等学校

 
  「気づき」の教育で広がる生徒の無限の可能性
中学入試で「総合」と「算数1科目」を新しく実施

【注目の私学をレポート(東京編)】
 令和元年の今年、創立100周年を迎えた淑徳巣鴨中学高等学校。それを記念して制服を刷新、校章も新しくした。中央に配置された2つの星と「S」は「STAR OF SHUKUSU」と「STAR FROM SHUKUSU」を意味し、同校から世界に飛び立つ生徒を表現している。令和2年の3月には新棟も完成する。 7月に行われた「塾・出版社対象入試説明会」では、ハード面の充実に加え、教育の特色や中学受験で「総合」と「算数1科目」入試が導入されることなどが発表された。また、卒業生も登場し、生の声で同校の魅力を伝えてくれた。

校 長: 夘木 幸男
住 所: 〒170-0001 東京都豊島区西巣鴨2-22-16
電 話: 03-3918-6451
交 通: 都営三田線「西巣鴨」駅より徒歩3分
JR埼京線「板橋」駅より徒歩10分
東武東上線「北池袋」駅より徒歩15分
東京さくらトラム「庚申塚」駅より徒歩4分
都営バス「堀割停留所」より徒歩0分
生徒数: 中学校   299名
高等学校 1,224名
ホームページ: https://www.shukusu.ed.jp
 

「主体的思考」「挑戦する意志」
「感恩奉仕」が教育のカギ
誉める教育が気づきの第一歩

 入試説明会の冒頭、矢島勝広副校長は、100年前に巣鴨の地で学校を開いた学祖・長谷川良信氏の理念を紹介した。「子どもたちにはそれぞれの資質がある。それを引き出し、自己実現させていくのが教育であるという思い。まさにそれは現在の日本の教育に求められているものです」と語る。

 同校が掲げているメインテーマは「気づきの教育が叡知の包みをひらく」。未知なる可能性と出会うきっかけこそが「気づき」だと位置付け、子どもたちに気づきを与え、持っている力を最大限に引き出すために必要なことを、3つのキーポイントにまとめている。

 1つ目は「主体的思考で生涯学び続ける知的好奇心や学習習慣を身につける」。2つ目は「最後まで夢を諦めず、世界を舞台に自らの無量の可能性の実現に挑戦し続ける強い意志を持った生徒を育てる」。3つ目は「感恩奉仕の自発的実践体験で他者への共感力や思いやりを育む」。この3つを軸に教育を進めていくと矢島副校長は話す。

 次に中学教頭の目黒桂一先生が具体的な取り組みを紹介した。同校が日々の学校生活で大切にしているのは「誉める指導」だ。掃除の星、思いやりの星など、生徒のいいところを見つけて誉めることで、自分の可能性に気づかせ、自己肯定感を育てている。

 「授業、挨拶、部活動といった日々のルーティンを大切にすることで自律的な生活が送れるようになります。それらが自信につながり、非日常的な学校行事の中での気づきにつながっていくと考えています」と目黒先生。増上寺研修やイングリッシュキャンプ、淑鴨祭(文化祭)といった多彩な学校行事も「気づき」を与えてくれる機会となっている。

創立100周年記念で
新しくなった校章

算数が好きな受験生集まれ!
高校入試ではリスニングを導入

入試広報部長
石原 克哉 先生

 中学と高校はどちらも2コース制をとっている。中学は最難関大学を目指す「スーパー選抜コース」と、幅広い大学進学を目指す「特進コース」。高校は「選抜コース」と「特進コース」だ。

 さらに、高校の選抜コースは最難関国立大学を目指す「アルティメットクラス」、最難関私立大学文系や海外大学を目指し、英語力に特化した「プレミアムクラス」、首都圏の国公立大学や難関私立大学を目指す「選抜クラス」に分かれ、特進コースは有名私立大学を目指す「特進クラス」と私立大学文系学部を目指す「特進私文クラス」に分かれる。

 目黒先生は「入学時にコースとクラスが決まりますが、成績によって毎年入れ替えを行います。これによって適度な緊張感を与え、中だるみを防ぎます」と話す。

 続いて入試広報部長の石原克哉先生が令和2年度の入試について解説した。中学入試では、2月3日のスーパー選抜コースの「スカラシップ入試」に、「2科(国語・算数)」が加わる。さらに2月2日の特進コースの「未来力入試」は「総合」もしくは「算数1科目」の2種類の入試となる。

 昨年まで未来力入試は適性検査型に類するかたちだったが、この「総合」は基本的な知識でも解くことができる「思考の基礎力検査」と「思考の展開力検査」が行われる。算数が得意な受験生にチャンスがある「算数1科目」は、「総合」との共通問題のほか、文章題や記述問題を出題。「算数1科目」は得点を2倍にして、「総合」と合わせて合否判定が行われる。

 高校入試では新しく英語のリスニングテストが加わる。また、高校入試では受験するクラスにより、合格(スライド合格)する可能性があるクラスが変わる。アルティメットに出願した場合、スライド合格できるのは選抜クラスからで、プレミアムは含まれない。同様にプレミアムで出願した場合もアルティメットにはスライドすることがない。石原先生は「このことに注意して、一番行きたいクラスを選んで出願してほしい」と話した。

主体性を育ててくれた3年間
2度の海外修学旅行で英語に自信

 入試説明会に登場した卒業生は、筑波大学生命環境学群2年のTさん(中高一貫生)と、早稲田大学教育学部2年のMさん(高入生)。同校での学びが今どのように役に立っているか、話してくれた。

――淑徳巣鴨に入学して良かったことは?

M 一番良かったのは主体性が身に付けられたことです。淑徳巣鴨は生徒に主体性を求める学校です。学校行事は、先生方と相談しながら一から生徒がつくり上げます。僕は3年間生徒会にいて、生徒会長も務めたのですが、当事者意識を持って、みんなを引っ張っていく力を身に付けられたと感じています。

T 僕が一番記憶に残っているのは、2度の海外への修学旅行です。中3のアメリカ・シアトルの時は、思うように英語が通じませんでした。しかし、高2のイギリス・ロンドンの時は会話が弾み、とても楽しく過ごすことができました。特に現地の小学校との交流で、浴衣のファッションショーとけん玉を披露したことが印象に残っています。

――大学に行って、そうした学びが活かされていると感じますか?

M 大学では教育の意義について学んでいますが、学ぶためには自分から情報収集をすることが重要だと再認識しています。これは高校3年間、主体的に物事に取り組む姿勢があったからだと思います。

T 筑波大学は留学生が非常に多く、サークルで一緒に活動したり、エレベーターの中で普通に話しかけられたりします。そんな時、物怖じせずにコミュニケーションができるのは、修学旅行での体験があったからだと思います。

――最後に本校の魅力を伝えてください。

M 淑徳巣鴨で過ごした3年間は大学生活、そして将来につながる大切な3年間でした。高校時代は一度しかない大切な時間です。その時間を淑徳巣鴨で過ごせたことは、本当に良かったと思います。

T 一貫生として、6年間で段階的にレベルアップさせてもらえたことが、淑徳巣鴨の魅力だと思っています。卒業生として受験生に自信を持っておすすめできる学校だと思います。

 
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