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中学・高校受験:学びネット

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修徳中学校・高等学校
普通科進学コース 文理選抜クラス

 
  文武一体教育の中で
高い進路目標に合わせ勉強にも妥協を許さない
住 所: 〒125-8507 東京都葛飾区青戸8-10-1
電 話: 03-3601-0116
ホームページ: http://www.shutoku.ac.jp/
 

 2011年に新校舎が完成した修徳中学校・高等学校。大型の黒板と教壇のないフラットな教室で、先生と生徒の距離が近くなり、よりきめ細やかな指導ができるようになった。

 昨年から新設された普通科進学コース「文理選抜クラス」は、基礎学力をしっかりと身に付け、応用力を養い、GMARCHなど有名私立大対策まで徹底して行う。「特別進学コース」と同様、0時限からの朝学習や「文理進学クラス」と、共通科目の学習を基礎に文系・理系に特化した学習ができ、大学受験に対応する。

 取材したのは文理選抜クラス2年生の1時限目、ホームルームの授業。担任の鈴木智信先生に記者がカメラを向けると、生徒たちは見守るような温かい視線を先生に注ぐ。担任と生徒の和やかな、いい関係がわかる場面だった。

 「今日は進路の話をしました。GMARCH対策を設定して話しています。これからやるべき参考書を重ねると、10センチぐらいの厚みになるのですが、“やるのは、これぐらいなんだよ”と目に見える形にして見せました」

 生徒にとって先の見えない受験を可視化することで、安心感を演出していたのだ。

 授業中の生徒とのいい距離感について聞いてみると、「生徒が気を遣ってくれていますね。彼らから歩み寄ってきてくれるので、助かっています」と鈴木先生。授業で心がけているのは
「大切な時間を最大限有効利用して、効率よく伝えること」だという。

 男子20人、女子13人のこのクラス。「部活に時間を取られる生徒も多いので、目標を持って、それを続けなさい、自分で時間を見つけなさい、と話しています。地道な努力をしていれば、必ず実を結ぶと言って、指導しています」。

 中学では一昨年から、高校では昨年から、独自の学習サポート「プログレス」がスタートした。これは毎週土曜の通常授業の後に、主要5教科のまとめテスト「土曜Out Put Test」を行い、翌週の月曜から金曜の放課後に全員参加型の集中ミニテストを実施し、学習習慣の定着を図るものだ。「土曜Out Put Test」のテスト用紙の裏側にある課題を家庭学習し、平日のミニテストは生徒が自己採点する。もちろんわからないところは、教科担当が指導する。さらに、基礎的学習用の「学力向上期待者講習」や大学受験専用の「ハイプログレス」で、継続的理解の定着・発展を図る。

 「生徒たちにとってプログレスは“やるもの”と、当たり前になっています。そういう意味では学習習慣の定着には成功していますね」

 同校は全国レベルのクラブ活動でも知られる。「サッカー部では、部員のレベルによって、出場可能な試合には全員出すことにしています。それによって、スタンドにいても一緒に戦っている意識が持て、強い団結力がつきます」と話すのは入試渉外部部長の小笠原健晴先生。

 「教員と生徒のコミュニケーションが取れていて、教員は生徒に対して真剣に向き合っています。生徒は素直な子が多く、放課後、プログレスを済ませてから始まる部活にも熱心で、退学者が少ないのが誇りです」

 これからも、時代に即した文武一体の修徳教育によって、生徒の成長を全力でサポートしていく。

 
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