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中学・高校受験:学びネット

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東横学園中学・高等学校

 
  英語力を武器に世界で活躍する/女性を育成する/ 「英語留学コース」スタート
 
東横学園中学・高等学校では、難関大学の合格を目指す「学力革命」、思いやりと優しさを培う「心の教育」、先進的な情報社会や国際社会を果敢に生き抜くための「英語・情報教育」の実践により、本物の自信と実力を身につけた、心豊かで自立した女性を育てている。今年度は、「英語留学コース」がスタート。英語力を武器に、将来、国際社会で活躍できる女性の育成に力を注ぐ。1期生が巣立つ3年後の大学合格実績が、今から楽しみである。

校 長: 矢島 了子
住 所: 〒158-0082 東京都世田谷区等々力8-10-1
電 話: 03-3701-2191
交 通: 東急大井町線「等々力」駅より徒歩10分
学生数: 中学校  118名
高等学校 257名 (2006.11.1現在)
ホームページ: http://www.toyoko.ed.jp/

 

留学の夢をかなえる、
充実の「英語留学コース」

東横学園高等学校では、今年度、新たに「英語留学コース」が誕生した。教育課程の中に位置づけられた8カ月という長期海外留学で、高い英語力と国際感覚を身につけることで、現役での国内外の難関大学への合格を目指している。

このコースは「使える英語を身につけた、世界を舞台に活躍できる女性を育成したい」という願いでスタートさせた。「留学という大きな目標があるので、生徒は非常に高いモチベーションを持ち、入学と同時に示される綿密に構成された高校3年間の学習ロードマップによって自分の高校生活を頭に思い描くことができるので、その先の大学または大学卒業後の目標まで考えることができるのです。今年入学したある生徒は、すでに3年後はアメリカの大学に進学し、世界的な科学者になりたいという大きな夢を持っています。彼女たちにとって英語の修得は、目的よりむしろ手段なのです」と同校校長の矢島了子先生は言う。このクラスの生徒は、全員1年次の1月中旬から2年次の9月中旬までの8カ月間、オーストラリアのメルボルンとアデレードにある私立の名門女子校6校に分散留学します。

留学前に、同校がすでに2年前より全校に導入しているグローバルイングリッシュ(オンライン英語学習プログラム)や専任のネイティブ教員によるホームルーム運営、ネイティブ教員の5時間の授業を含む12時間の英語の授業によって、「読む・書く・聞く・話す」の4技能を徹底的に鍛えこみ、TOEFL450点をクリアさせる。1年生の夏休みに行う7日間に及ぶ八ヶ岳山荘での英語合宿は、プレ留学の意味を込め、英語づけの生活を行う。

留学中は、全員にノートパソコンを貸与し、同校からメールを利用して、英語以外の教科の遠隔指導も行う。日本にいる主要各教科の先生方が課題を出すなどして、個々の生徒の学習をフォローするというわけだ。留学後は週16時間の授業に加え、大手予備校のサテライト受験講座も導入し、難関大学への現役合格に照準を合わせた、きめ細かな指導を行っていく。ちなみに、卒業時の目標は、英検準1級以上、TOEFL550点以上をクリアすることだ。

なお、このクラスでは、保護者への経済的負担も配慮されており、留学中の同校の学費は全額免除。さらに、留学終了後に奨学金として50万円が全員に授与される(返還なし)。

来春、同カリキュラムの
「短期留学(英語スーパー特進)
クラス」も新設

さらに来春には、「英語留学コース」に、定員40名の「短期留学(英語スーパー特進)クラス」が新設される。出願資格、カリキュラムとも、「長期留学クラス」とまったく同じ。ともに、選択を含み、高1で12時間、高2と高3で各16時間の英語の授業がある。違いは留学期間だけである。

「同校の英語に特化したカリキュラムは魅力的だが、8カ月の長期留学は無理という生徒に、長期留学に相当するだけの英語力を学校でつけてあげようというのが、開設理由です。国際感覚を身につけるため、1カ月間だけ、カナダへの留学を体験してもらいます」と矢島校長は話す。

同校では、「英語留学コース」開設にあたり、イギリスからネイティブの専任の先生を招へい。副担任として、学校行事、引率なども担当する。しかも、英語担当者には、開設2年前からコンスタントに研修を実施。満を持して開設したわけである。現在も継続して週に2〜3時間の研修を行っているという。

「『英語留学コース』では、優秀な生徒に入学してほしいので、来春から、特待生制度を導入します。特待生として入学した生徒が満足するような、レベルの高い授業が提供できる自信ができたので、導入に踏みきりました」と、矢島校長は語る。

特待チャレンジ入試の出願資格は、同コース入試合格者で、英検準2級以上を取得しており、中学3年次の評定が9科合計40以上、かつ2年次・3年次の英語の評定が5であること。上位5名が特待生となり、3年間の同校の授業料・施設設備料・維持料の全学納金が免除となる。

 

さまざまな学力革命で、
全生徒の“学力の伸長”を実現

同校では、一昨年から全生徒・全教科の理解度アップを図ることをねらいとした「学力革命」に取り組んでいる。昨年4月からは、正式に「グローバル・イングリッシュ」と「論理エンジン」の2つの学力向上プログラムを全校に導入。

「グローバル・イングリッシュ」は、世界的に注目されている、オンラインによる英語学習プログラム。特にリスニングとスピーキングに多くの比重を持たせたプログラムで、導入後、全校生徒の英語力が確実に伸びている。

また、国語の授業に取り入れた「論理エンジン」は、論理的な思考能力をはじめ、言語力・国語力・文章力・コミュニケーション能力などを徹底的に鍛えるプログラムである。

矢島校長は、「今、国語力に力を入れようという学校は少ないでしょう。でも、数学の問題ひとつ解くにも、国語力が必要なんですよ。国語力がつくと、すべての教科によい影響が出ます。中学、高校の普通コースの生徒も一生懸命取り組んでいて、国語だけでなく各教科の平均値が上がってきています」と顔をほころばせた。

加えて、中学の数学では、集中力を高めるために「百マス計算」を導入。さらに、生徒自身で毎日の家庭学習の内容を記録し、その成果や努力を担当教諭がきちんと評価することで、自学自習への意欲を高める「家庭学習日記」も取り入れている。

こういったさまざまな学力革命の相乗効果として、学習に向かう姿勢が変わり、集中力が上がって、全生徒の“学力伸長”につながったのだろう。

「本校の学校改革は、すべて生徒に視点を置いたものです。教育の中身そのものを改革することで、学校の教育力を高めていくことこそ、一番大切なことなのです」と言う矢島校長。

その成果が外部にも明確に見えてくるのは、3年後。「英語留学コース」の生徒たちの大学合格実績だろう。歓喜の輪が東横学園中学・高等学校に広がるに違いない。

 

 
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