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中学・高校受験:学びネット

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初芝富田林中学校・高等学校

 
  ウィズコロナ時代の新しい学校文化を創造
「対話とオンライン」のハイブリット型授業への転換
 「“超”進学校化宣言」のスローガンを掲げて、2018年度より学校改革を進めている初芝富田林中学校・高等学校。画一的に有名大学への進学を目標とするのではなく、「生徒の第一志望、興味・関心を最重要視した進学を実現させる」という進路指導の原点に立った学校改革である。その成果は、今年の進路満足度97%に歴然としている。さらに生徒の進路の選択肢を広げるため、2021年度のコース編成に英語と国際教育に重点を置いた「グローバル特進探求コース」を新設。ICT教育が本格化するなか、カリキュラムマネージメントを行い、生徒が主役の「明るく楽しい“超”進学校」を目指し邁進している。

代 表: 平井 正朗
住 所: 〒584-0058
大阪府富田林市彼方1801
電 話: 0721-34-1010(代)
交 通: 近鉄長野線「滝谷不動」駅、
近鉄長野線・南海高野線「河内長野」駅、
南海高野線「金剛」駅、
泉北高速鉄道線「泉ヶ丘」駅、
「和泉中央」駅など
10方面からのスクールバスあり
生徒数: 289名(中学校)
857名(高等学校) 合計1,146名
ホームページ: http://www.hatsushiba.ed.jp/tondabayashi/

 

全員にタブレットPCを持たせ
アダプティブ・ラーニング
(個別最適化学習)を推進

平井 正朗 校長

 「何よりも生徒の安心と安全を最優先としつつ、将来の夢の実現に向けた学習計画を一人ひとりが実行できるように、教職員が一丸となって創意工夫を重ねてきました」と平井正朗校長は3月以降のコロナ禍を振り返った。3月2日(月)から一斉休校となり、担任教員が電話やメールによる細かな指導を実施して生徒の自主学習を支えてきたが、5月11日(月)の分散登校と同時にZoomによるオンライン授業をスタートさせた。

 平井校長が陣頭指揮を執って2018年度から始まった学校改革により、加速するグローバル化・デジタル化に対応し、パソコンやタブレット端末を活用したICT教育はすでに授業の日常となっていた同校。全校生徒にタブレットを1人1台配布していたことがこの期に大いに役立ったという。環境整備が進み、「対話授業とオンライン授業」の融合、ハイブリット型授業に向け大きく歩み始めている。

 そもそも、平井校長が着任時から学校改革の大きな目標として掲げていたのが、キャリア教育の要である「個別最適化学習」の浸透だった。

 「今までの日本の教育は対面授業が基本で、トップダウンのピラミット型教育になりやすく、できる生徒はできる、できない生徒はできないという二極化を生み出してきました。教師が1対複数の授業をするだけではこの状況から抜け出せない、生徒が放課後や自宅でも個々の進捗状況に応じた学習ができる、ネットワーク型の教育環境をつくらなくてはなりません」と、早い段階でICT教育のスタートラインに立っていたという。

 AIを導入したICT教材が次々と活用され、ICT教育による「個別最適化学習」はより高度化している。

『超進学化プロジェクト』を編成し
生徒の可能性を引き出す

 ICT教育はどのように展開されているのだろう? 同校では、英・数・理・社・国の5教科の教師による企画・立案を実践する取り組み「超進学化プロジェクト」が始動していた。それは経済産業省「未来の教室」の実証授業への参画を含めたICT教育を活発化し、生徒の課外活動も支援するプロジェクト。担当科主任に現状を伺った。

●英語科主任 東野佳敏先生
(2020年度より中高全学年に「スタディサプリEnglish」を導入)

 自学自習の教材として導入していますが、すぐに結果が出ると期待するものではありません。すき間時間を利用して英語に触れる機会を増やし、根気強く使い続けた結果、いつの間にか英語の語彙が増え、それが会話で活かせるようになっていることに気づくものだと思っています。普段の授業でもすべての学年・クラスに最低1時限はネイティブスピーカーが入り、「聞く力」「話す力」の強化を図っています。放課後には「English Room」を開室し、ネイティブスピーカーによる英作文の添削・スピーチコンテスト出場希望者への支援のほか、様々なニーズに応える準備をしています。

●数学科主任 和田直也先生(2019年1月から中1・2年に、2020年度より中高全学年に「キュビナ」を導入)

 慣れるのに精一杯だった生徒も、今ではゲーム感覚で楽しく取り組み、「Qubena(キュビナ)しませんか?」と授業中に生徒の方から催促があるほどです。AIが瞬時に自動採点・誤答分析を行い、生徒個人にあった難易度の問題を出題してくれます。また、正答率も示してくれるので、授業内で定着度の低い生徒への直接指導もすぐに行うことが可能となりました。このQubena を使って楽しく積極的に取り組み学習効果を上げてほしいと思います。また、数学好きの生徒が放課後に集まる「数楽研究会」では、ホームページを開設しブログや自作の問題などを発信しています。生徒たちには数学オリンピックにも挑戦してもらいたいです。

●理科主任 竹内一哉先生(2020年度10月より中1・2年生に「デキタス」を導入)

 一見不条理に見えてもよく考えると理にかなっている、という自然科学そのものの面白さを伝えたいと思っています。そのアプローチとしてICT教材を活用していきたい。対面して実験を行うことができない状況が続くなか、デキタスの実験動画を活用し、スムーズに授業を進行しています。生徒が自分のタブレットで実験を間近に見ることができるのもメリットです。また、AIが生徒の学習到達度を自動採点してくれるので、教師の感覚だけでなく多面的に把握し、効率よく個別最適化学習に繋げることができます。

●社会科主任 浦上貴之先生(2020年10月から中1・2年生に「デキタス」を導入)

 デキタスは予習教材として活用し、また授業のまとめでも、問題演習の機能を使って、学習内容の確認・定着をはかっていきます。グループでの討論・発表の機会も設け、調べたことなどをタブレットでパワーポイントにまとめてプレゼンを行うことで、好奇心を持って学ぶこと、表現することの重要性を伝えていきたいと思っています。また、歴史能力検定、世界遺産検定、観光甲子園、地理オリンピックなどに挑戦する生徒たちの集まる「社会の探究教室」も、今後ますます充実させていきたいと思っています。

●国語科主任 前富子先生(高3生の希望者に「学研小論文講座」を導入)

 学研の講座導入でコロナ禍にも小論文の学習が遅れないことに安心感を覚えました。(講座)内容は小論文の基本や学問分野別出題テーマの対策や演習を行うもの。専門的な知識の獲得だけでなく、発想力や個性を伸ばすことを大切にした指導を心がけています。対面の小論文指導も過去問添削を中心に個別に行っていますが、オンライン講座の効果も確認していきたいです。「ビブリオバトル」では、昨年西日本大会で準優勝した高3生、全国でベスト8に入賞した高2生が今年も活躍しています。

 
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