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中学・高校受験:学びネット

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京都学園中学高等学校

 
  驚き、楽しみながら『地球学』で育む
「好奇心」「探究心」「挑戦心」
来春から京都先端科学大学とともに新たな学びのステージへ
 情報が経済的な発展のための道具であった時代から、環境や人の暮らしも含めた社会基盤を支える道具になるSociety5.0が到来する。京都学園中学高等学校では、未来の社会で必要とされる科学的な思考や新しい価値を見つけ生み出す感性、好奇心・探究力を育むために、中学の地球学、高校の国際コースKOA(コア)学、特進ADVANCEDコースSGS(サイエンス・グローバル・スタディーズ)、特進BASICコース・進学コースキャリア(ビジネス)教育など、生徒が自ら課題を発見し、その解決のためのプロセスを論理的に考える探究学習に力をいれてきた。生徒一人ひとりの興味や関心を引き出す地球学の魅力を紹介する。

校 長: 佐々井 宏平
住 所: 〒616-8036
京都市右京区花園寺ノ中町8番地
電 話: 075-461-5105
交 通: 京福北野線「妙心寺」駅または「等持院」駅から徒歩3分
JR嵯峨野線「花園」駅から徒歩15分
阪急「西院」駅または地下鉄東西線「西大路御池」駅から
市バス26系統 等持院南町(京都学園中学高等学校前)下車すぐ
京阪「三条」駅から市バス10系統 等持院南町
(京都学園中学高等学校前)下車すぐ
生徒数: 156名(中学校)
1,294名(高等学校)
ホームページ: http://jhs-kyotogakuen.com/(中学校)
http://shs-kyotogakuen.com/(高等学校)

 

●参加者
中学部長 竹村慎吾先生
中学GNコース3年 柳川紗凛さん
高校特進ADVANCEDコース1年 田代晴菜さん

――『地球学』の位置づけを教えてください。

竹村慎吾先生(以下、竹村先生) 『地球学』は、本校が独自に展開する探究型学習です。生徒一人ひとりの興味・関心を大切にして、「ホンモノ」に触れる経験を積み重ねることによって知的好奇心を引き出します。教科の枠を越えた探究活動やフィールドワークを通して、生徒が自ら問いを立て、主体的に考え学ぶ力を養っていくのが狙いです。

――地球学の思い出を聞かせてください。

柳川紗凛さん(以下、柳川) 『農村民泊体験』が心に残っています。受け入れ先の農家のご家庭の皆さんに温かく接していただき、農作業を中心に、さまざまな体験をしました。中学1年では養鶏場で卵について学習したり、2年生のときは京野菜の収穫や種まきなど、農作業のお手伝いをし、いつもと違う日常を体験できて面白かったです。

田代晴菜さん(以下、田代) 中学2年のとき、農村民泊で訪れる地域についての事前学習で少子高齢化や過疎化が進んでいることがわかりました。そこで、地域の活性化についてのアイデアを受け入れ先のご家庭で話したところ「他の大人たちにも話しておきます」と喜んでいただけたのが嬉しかったです。

竹村先生 こうした体験を重ね、ポートフォリオ作成にもつなげます。毎年実施しているのでテーマによっては活動を継承し1年後はどうなっているかなどを検証することもできる。そういう点は地球学の面白いところです。

 今年の3月、中学3年生だった田代さんは校内予選を通過し大会で研究成果を発表しました。問題発見力や課題解決力、プレゼンテーション力などを競い合い、みごと最優秀賞を獲得したのです。

――それはすごいですね! 研究テーマは何でしたか?

田代 『ブーメランについて』です。つくり方を調べ、羽の幅、枚数、長さ、重さなどの条件を変え、どれくらい飛んだか、一番戻ってくるものはどれかを検証しました。

竹村先生 田代さんは、仮説を立て実験し、得られた結果から現象を読み解き(考察)、仮説を振り返り新たな課題を発見することを繰り返し、課題の設定から情報の収集、整理・分析、まとめや表現に関する知識・技能を学習しました。現在、高校の特進ADVANCEDコースSGS(サイエンス・グローバル・スタディーズ)へと学びを深化させていますが、この学びのプロセスが何よりも大事。これからの時代に問われる「絶対正解」のない課題解決のために必要な力だと思います。

佐々井 宏平 校長

――6月27日(土)に恒例の「深泥池」のフィールドワークが実施されました。深泥池の思い出はありますか?

柳川 外来種の魚や虫の説明を受けました。初めて見るものばかりで楽しかったです。

田代 専門家の方が在来種や外来種について移動しながら「この草は~」と、説明してくださるので、ワクワクしながら話を聞いていました。

――地球学のプログラムの一つとして「SDGsプロジェクト~アマビエチャレンジ STEAMの視点から~」もスタートしました。

竹村先生 まずはカードを使って社会課題を自分ゴト化する体感型ゲームを実施。SDGsに関する世界の課題解決事例を楽しく学びながら「SDGs達成」と「自己成長」を目指します。

柳川 『アマビエを描く』というワークショップもありました。可愛いアマビエからリアルなアマビエまでいろいろ。楽しかったです。

竹村先生 アマビエという妖怪を理解しながらアートにからめるなど、複眼的に物を見ていくねらいがあります。

―― 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を通して、考えたことなどはありますか。

柳川 学校が休みになって最初は嬉しかったけど(笑)、だんだんつまらなくなりました。オンライン授業で質問はできても、正確に伝わらないこともあったり……。今は通常の生活に戻り嬉しいです。

田代 いつも通りの生活ができなくなり、当たり前のことが当たり前でなくなった。学校への通学も当たり前ではないんだなと。新型コロナのことについてニュースを見ながら家族と話し合ったりしますが、改めて当たり前のことに感謝しなければと思いました。

竹村先生 新型コロナがあったことで、医療(科学)の分野はもちろん・企業が持つ技術や工学のノウハウを新たな製品開発に生かしたり、統計(感染率・抗体率をふまえて正しくおそれる)など、この危機を乗り越えようとする経験は貴重なものだと思いました。私自身、オンライン授業の可能性についても知見を得ることができました。

――柳川さん、田代さん、今後の抱負をお聞かせください。

柳川 3年生になるとテーマを自由に設定し、仮説・実験・検証を行う卒業研究に取り組み論文にまとめるのですが、興味のあることがいろいろあって、まだテーマを絞りきれてないです。大好きな英語と幼い頃から続けているダンスをもっと上手くなれるよう頑張ります。

田代 高校のSGSでテーマが決まると思うのですが、現在アイデアはいっぱいあって「あったら嬉しいけど、あまり目にしていないモノ」をつくりたい。例えば涼しいマスクや曇らないメガネ、ゴミを小さくするスプレーなどです。大学進学に向けても、学力をもっとアップさせたいです。

竹村先生 それ、すぐつくってほしい!(笑)

――最後に地球学の展望をお聞かせください。

竹村先生 来春、京都先端科学大学を運営する永守学園と法人合併することにより、中高大連携、産学連携も視野にホンモノに触れる機会、学びの場がさらに広がります。「かわいい」「楽しい」「面白い」など、自分自身が感じるものに着目して、「知りたい」「調べてみたい」という気持ちが生まれたら、無我夢中で取り組んでほしいです。もちろん、手法として身につけることも大切。変化の大きいこれからの世の中で、本校の中で、そして普段の生活の中でも、柔軟な発想力を養い、自分とは違う意見、価値観を受け入れるとともに、新しいことに挑戦する行動力などを通して物事を探究し成長し続けてほしいです。

 
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