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中学・高校受験:学びネット

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同志社香里中学校・高等学校

 
  「メディアセンター」の誕生でICT教育が進化
豊富な海外研修プログラムで国際人を育成
 来春、ICT教育の拠点「メディアセンター」が誕生し、さらに充実した学び舎となる「同志社香里中学校・高等学校」。アメリカで先進の文化を学んだ創立者・新島襄の精神を受け継ぐ同志社系列4校の中で、唯一大阪府にあり、開校以来「大阪で学ぶ同志社の『志』」をモットーに、「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」を柱に、自治自立の精神を持って行動できる人間の育成を目指している。卒業生の約95%は同志社大学・同志社女子大学に進学。中・高・大10年一貫教育を実践する、同校の特色を校長の瀧英次先生に聞いた。

校 長: 瀧 英次
住 所: 〒572-8585
大阪府寝屋川市三井南町15-1
電 話: 072-831-0285
交 通: 京阪本線香里園駅から徒歩約18分
生徒数: 751名(中学校)
916名(高等学校)
ホームページ: https://www.kori.doshisha.ac.jp/

 

「国際主義」を具現化する
豊富な留学プログラムを用意

 「新島襄は、もともと大阪に学校をつくりたいと考えていました。系列校4校の中で、その思いを実現できたのが本校です」と話すのは、同志社香里中学校・高等学校の校長・瀧英次先生。自身も同校の出身者だ。

 大学から幼稚園まで、系列校はすべて建学の精神に基づく教育を実践しており、各学校ならではの特色も持つ。同校では「キリスト教主義」「自由主義」「国際主義」が教育の3本柱。週2回の「礼拝」や週1時間の「聖書」の授業を実施。「自由主義」に基づき、自主性を尊重した「生徒会・自治会活動」「クラブ活動」も盛んだ。さらに「国際主義」を具現化する海外研修制度の充実ぶりは特筆すべきだ。

 昨年、新設された「ニュージーランドターム留学」(3ヵ月、中3対象)をはじめ、アメリカかイギリスでの「春期語学研修」(約2週間、中3〜高2対象)、ニュージーランドかカナダでの「夏期語学研修」(約3週間、中3〜高3対象)、新島襄が学んだアメリカ、フィリップス・アカデミーでの「夏期研修」(1ヵ月間、高2〜高3対象)、「オーストラリア短期交換留学」(夏期3週間、高1〜高3対象)など、多彩なプログラムを用意。校内選考により1年間の海外留学も実施(高2〜高3対象)する等、本格的に留学することも可能だ。

 また20年続く、同志社4校共通の「NUEVA交流プログラム」(10日間、中2〜高2対象)や、毎年開催されるイベント「The Small Planet」での留学プレゼンテーション、英語スピーチコンテストなど国際交流の機会も多い。

 「今春のニュージーランドターム留学は多数の参加希望者がおり、選抜された3人が参加しました。時差があまりないので、生徒たちがスカイプをつなぎ、日本とニュージーランド間で交流するなど新しい試みも。高校進学が決まれば中3の3学期の使い方は自由です。同様に高3でも大学進学が推薦なら2月半ばに決まるので、卒業式後、短期留学することができます。中・高・大10年一貫教育で生まれる学びのゆとりを活用し、好きなことにしっかり取り組めるのが特長です」

ICTと図書館が融合した
メディアセンターが来春誕生

瀧 英次 校長

 同校の学びに、さらに光を照らすのが、来春誕生するICT教育の拠点「メディアセンター」だ。レンガの校舎に囲まれた中庭に立つ、曲線が美しい建物は、屋上広場で各校舎とつながり、キャンパスライフのハブ的な存在になる。

 館内のテーマは「静と動」。図書館とラーニングコモンズが配され、図書館には静かに本を読んだり自習できるスペースが広くとられている。一方、ラーニングコモンズでは最先端のIT機器を活用しながら意見を交わしたり、グループ学習やプレゼンテーションができる、アクティブラーニングに最適なスペースだ。クラス単位で作業、学習できるメディアラウンジもあり、多彩な学びに対応できる。

 「ICT教育で、重要なのはC(コミュニケーション)だと思っています。英語と同じで、使う人にコミュニケーション力がなければ、単なる道具でしかありません。生徒には、勉強と人間力をともに養ってほしい。私自身はメディアで得る情報よりも本を読んで得る情報の方が、圧倒的に定着率が高いと考えています。図書館を配置したのは、多くの本を読むことが、長い人生の肥やしになるから。大人になった時にメディアで得る情報を正しく取捨選択できる力を育んでほしい。同志社の教育の柱にある『自分の良心に従って正しく行動できる人物の育成』こそ、これからの時代にモラルをもって正しくIT機器を使いこなせる人の育成につながると思います」

自主自立の精神でボランティアや
クラブ活動にも熱心

 さらに、同校が意欲的に取り組むのがボランティア活動だ。中高生徒会・自治会が主体的に活動し、今年15年目を迎える「ラオスに学校を建てよう」プロジェクトでは、文化祭のグッズ販売などで集めた250万円をラオス大使館に寄付。今年、現地に2校目が開校する。

 「15年の節目に同プロジェクト初代のOBと現役生との交流会を開催し、大人になったOBがたくさん集まりました。本校の卒業生は2万3000人ほど。今年の新型コロナウイルス問題で、マスクや消毒液が不足したときも、多くの卒業生が協力してくれました。メディアセンターの建設でも卒業生の寄付が大きく後押ししています。母校愛の強い卒業生が多いのも本校の誇りです」

 同校に深く根付く「自治自立の精神」は、クラブ活動の成績にも生きている。

 「ダンス部やマンドリン部など、全国大会で好成績を残すクラブもあり、熱心に取り組んでいます。昨年、全国高等学校ダンス部選手権で優勝したダンス部では、生徒たちが試行錯誤しながら作品をつくっています。そのためパフォーマンスが高いのかなと思います。衣装も保護者が縫うなど、いろいろな人の協力が、がんばる力につながっています」

 クラブ活動や興味のある学びと、大学進学のための学習を両立できる環境が魅力の同校。近年、志願者が伸び、オープンキャンパスにも多数の参加者が集まるという。

 「低学年から何度も見に来ていただいています。実際に来校し、生徒の様子を見てもらうことで、将来を思い描いてもらえるのだと思います。クラブ活動の体験や多才な先生の公開授業も見どころです。本校は、進学実績やクラブ活動での全国制覇にこだわる学校ではありません。広く恵まれた環境の中で伸び伸びと学べ、自主性を重んじる校風が好まれて、遠方から通う生徒が多いようです。泉佐野や三田、神戸、京都から通う人もいます。このため始業は他校より遅めの午前8時50分です」

 〝人生100年時代〞を迎え、将来、人工知能が人間の能力を超え、労働市場のボーダレス化が起こるといわれる昨今。本当に大切なものが何かを自分で考え、学び続ける力を持ってほしいと語る瀧校長。同校の教育が今後ますます注目されそうだ。

 
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