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大阪偕星学園高等学校

 
  「キミにはキミの輝きかた」を校是に
進学希望、キャリア志向、それぞれの未来へ導く
 今年、創立90周年を迎えた大阪市の伝統校、大阪偕星学園高等学校。この10年間で生徒数がほぼ倍増し、現在約1000人が学ぶ人気の私学だ。生徒数の増加に対応するため昨年、3階建ての新たな学び舎「すばる館」を完成させた。進学実績を着実に伸ばし、トップクラスのスポーツ選手が活躍し、就職志望の生徒がキャリアに必要な学びと体験を得る。こうした一人ひとりが希望する学校生活と進路をかなえる教育が、「学びたい学校」として信頼されている。その取り組みをさらに充実させるため、今年度、新コースを開設。進化し続ける同校の今を取材した。

校 長: 梶本 秀二
住 所: 〒544-0021 大阪市生野区勝山南2-6-38
電 話: 06-6716-0003
交 通: JR環状線外回り
「桃谷駅」より徒歩10分
「寺田町」駅より徒歩10分
生徒数: 1,080名
ホームページ: http://www.osaka-kaisei.ac.jp/

 

高まる進学志向に対応し
「文理進学コース」を新設

文理進学コース・
進路探究コース長
村尾成人先生

 大阪偕星学園高等学校の今年度入試の受験者数は全コース合わせて897名。入学者は361名で、このうち専願率は近年では最高の31・2%、戻り率は過去最高の13・6%に達し、人気が高まり続けている。

 従来は、国公立・難関私大に挑む「特進コース」、進学希望者と保育・福祉職や就職を目指す生徒が在籍する「総合コース」、スポーツ選手が競技に打ち込みながら学ぶ「スポーツコース」の3コース編成だった。だが今年度から、大学進学を念頭に志望してきた生徒に対し、特進コースに加えて新たに文理進学コースを設置。また、総合コースは「進路探究コース」と名称変更して、4コースにした。多様なニーズに対応すべく体制を整えた。

 「文理進学コースに入学する生徒は、大学を目指しながらクラブ活動も頑張り、充実した高校生活を送りたいという子たち。意欲のある、明るい子が集まりました。新設の文理進学コースでも引き続き、これまで本校が行ってきた手厚い指導で有名私大への現役合格へ導いていきたい」と文理進学コース・進路探究コース長の村尾成人先生は話す。昨年度、産近龍21名、摂神追桃46名もの合格者を出した総合コースの指導システムを更に発展させ、有名私大への現役合格へ導く。

 一方、進路探究コースは、入学時には進路を決めていない生徒たちを迎える。大学、専門学校への進学も含め、自分の将来像を描いてもらおうというコースだ。高校1年次には、中学の学びなおしを行い、基礎学力を固める。高校2年次に「進学」「幼児保育」「社会福祉」「キャリア」の4つのステージから進路を選択でき、それぞれの目標に向けて学びを深めていく。

 幼児保育ステージでは、ピアノレッスンや保育アートを学び、また協力保育園「かいせい保育園」での実習で保育士への夢を後押しする。昨年の卒業生19名(うち男子4名)の多くが、保育系・教育系大学に進学し、100%それぞれの希望進路へ進んでいる。幼児保育を学べる高校は女子校が主流で、男女共学でも女子限定にしている高校が多いが、男子に門戸を開いている数少ない存在だ。

 社会福祉ステージでも、座学と介護実習で福祉に必要な知識と技術を習得する。「総合コース」時代から、ほぼ全員が在校中に介護職員初任者研修や手話検定、点字検定などの福祉系資格を取得している。

 キャリアステージを選択するのは高校卒業後、すぐに社会で活躍したい生徒たち。オフィスワークに不可欠なPC関連の資格取得などそれぞれの適性に沿った人材育成に取り組む。

校内予備校で弱点を強化し
得意科目を伸ばす学習指導

進路指導部長
益枝美史先生

 特進コースの現役合格実績は堅調。昨年、国公立に6名、関関同立等には23名、慶應義塾大に1名が合格した。進路指導部長の益枝美史先生は「昨年は私大の定員厳格化で厳しい入試でしたが、関関同立の合格者は前年より伸展。生徒たちは健闘してくれました」と振り返る。

 高い合格実績を支えるのは習熟度別授業や毎日の放課後講習、志望校別の対策授業。そして校内予備校では個別指導で得意科目と弱点を徹底的にフォローする。

 「担任が一人ひとりの学習状況を把握し、校内予備校に弱点の克服や得意科目の先取り学習をオーダーします。きめの細かい進学指導は本校の自慢です」(益枝先生)

 スポーツコースは、高校総体、全国大会で活躍する生徒たちの勉強とスポーツの両立をサポートする。先日、東京五輪出場第1号に決まった飛び込みの寺内健選手は同コースの卒業生だ。7割近くが大学進学し、スポーツ推薦ではなく、入試で合格を勝ち取る生徒が増えている。昨年は立命館、同志社に合格者を出した。

英検サポート、英会話ルーム設置で
英語力重視の新大学入試に備える

入試広報室長
宮口光博先生

 2020年からの新大学入試制度では英語4技能が重視され、これを測るのに英検などの民間試験を活用することが決まっている。大阪偕星学園では以前から英検取得を積極的にサポートしてきた。希望者には週4回の英語強化プロジェクト(EEP)を行い、日本語禁止の英会話ルーム「E-Square」を昼休みと放課後に開放している。

 益枝進路指導部長は「英検取得者には入試での加点やみなし得点を採用している大学は多く、受験にも有利。グローバル化時代に備える意味でも、英検取得支援、英語強化をさらに進めていきます」と語る。

 昨年の卒業生の大学進学率は61・1%。どのコースでも、入学時より偏差値を伸ばして志望校に合格する生徒が少なくない。

 「昨年、慶應義塾大文学部に現役合格した生徒は特進コースではなく総合コースの選抜クラスで、入学時の偏差値は50未満でした。入学後の親身な学習指導で学力と自信をつけて、高い目標にチャレンジしてくれました」と宮口光博入試広報室長。

 さらに「進学率を高めるだけが本校の役割ではありません。専門学校や就職を希望する生徒たちも、それぞれの将来に羽ばたいていけるよう応援していきます」と続けた。

 大阪偕星学園の校名は「人は皆、それぞれの輝き方を持った星である」という考え方に基づいている。一人ひとりの能力と夢を育み、「キミにはキミの輝きかた」が必ずあると将来へ導いてくれる学校だ。

 
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