中学・高校受験:学びネット

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初芝富田林中学校・高等学校

 
  この春、東京大学へ3名合格の快挙
「超進学校化宣言」の下、「進路満足度100%」を目指す
 1984年の創立以来、進学校として知られる同校。昨年、平井正朗校長が就任し、教員の資質向上を目途とした研修、授業力アップに向けたPDCAサイクルの評価システム開発、進路指導体制の刷新など、ドラスティックなカリキュラム・マネジメントに着手。この春の大学実績は、東京大学は過去最高の3名が合格。その内1名は推薦入試。国公立+医歯薬には100名以上が合格し、進学校復活への第一歩を歩み出した。次年度は、さらにコース及びカリキュラム再編、働き方改革に対応する校務の効率化など、本格的な改革がスタートする。5月に行われた塾対象の説明会を取材した。

校 長: 平井 正朗
住 所: 〒584-0058大阪府富田林市彼方1801
電 話: 0721-34-1010(代)
交 通: 近鉄長野線「滝谷不動」駅、
近鉄長野線・南海高野線
「河内長野」駅、南海高野線「金剛」駅、
泉北高速鉄道線「泉ヶ丘」駅、
「和泉中央」駅など
7方面からのスクールバスあり
生徒数: 258名(中学校)、
919名(高等学校) 合計1,177名
ホームページ: http://www.hatsushiba.ed.jp/tondabayashi/

 

アダプティブ・ラーニングの
定着で進路満足度アップを
ねらう

平井 正朗 校長

校長 平井 正朗 氏

 今春、304名が卒業し、4年制大学には約9割の生徒が進学、文系理系は半々、ヒアリング調査による進路満足度は88%でした。卒業生は前年より少なかったものの、国公立大学現役合格者数は増加しました。全体(現浪)で見ると、国公立+医歯薬系の合格者は116名。特に、東京大学合格は3年連続、3名合格(2名現役)は過去最高、内1名は推薦での合格であり、これは学園初です。なお、指定校推薦は関関同立、薬学系等の有名私大に50名でした。

 2019年度は、平日の7限授業を6限授業とすることで時間的余裕を生み出し、個々の到達度に合わせたアダプティブ・ラーニング(ICT活用の自律学習)を実践します。授業では大学入学共通テストに対応する5教科の基礎・基本への習熟を徹底し、放課後は5教科で実施する小テストの積み残し解消に向けて指名補習や再テストを行います。また、大学受験対策としての外部講師による「はつとんゼミ」も開講します。(約1000名が受講)

 今年から新設の5教科推進リーダーを中心とする「超進学校化プロジェクト」がスタートしました。これは5教科の自主的な試みであり、センター試験に代わる共通テストを視野に入れた取り組みです。

 英語科は「English Room」を設置し、生徒が英語を使える環境を整え、ICTによる英語コミュニケーション、ネイティブ教員による添削指導を開始。数学科は数学オリンピック等の各種大会・コンテストに対応する「数楽研究会」や苦手意識克服のための「MathFriends +」を無学年制で開講。国語科は「電子図書館」を開設して全学年で実施される朝読やビブリオバトルに備えています。理科は科学ニュースを定期的に配信し、「サイエンスルーム」を開設して、実験や難問に取り組みます。社会科は高3対象の特別補習に加えて、高1学年と協働して、富田林市寺内町を対象にした探究型学習を行い、「観光甲子園」に参加します。

 次年度よりコースを改編。中学は、「S特進探究コース」(S特)、「特進探究コース」(特進)となります。S特は大阪府立、市立、教育大以上をターゲットとし、上位層は東京大、京都大、大阪大、医学部医学科を目指します。特進は、和歌山大レベルの国公立大と有名私大をターゲットとし、指定校推薦も積極的に活用します。本人の希望と到達度に合わせて、中2、中3から転コースも可能です。高校は、入学時はこれまでの3類型ですが、2年次よりS特、特進に名称を変更し、前述のコース・コンセプトと同様とします。

生徒ファーストを実践
ICT教育をさらに強化
大阪初芝学園常務理事

小畑 力人 氏

常務理事 小畑 力人 氏

 来年以降も「超進学校」としてさらなる進化を続けたいと考えています。何より生徒の自主性を尊重し、明るく楽しい「生徒ファースト」の学校づくりを致します。新しい学習指導要領、大学を取り巻く環境の変化など、いま教育が大きく様変わりしています。今年からはICT教育も充実させ、生徒が希望の大学に着実に合格できるように改革を進めていきたいと考えています。

生徒に聞く 初芝富田林の
学校生活と課外活動

■増本 拓真さん (高3、Will-Frontier コース)

 父の仕事の関係でオーストラリアの中学校に通っていました。帰国生を受け入れる学校を探していた時に見つけたのが初芝富田林でした。

 授業は、生徒同士が良い意味で競いあって刺激を受けます。質問をしたら、どの教科の先生もていねいに教えてくれ、進路指導に熱心に取り組んでくれます。小テストが毎日あるので自分の実力を知ることができ、苦手な箇所は補習で学び直すことができます。英語はICT設備を使ったレッスンやネイティブの先生による添削指導もあり、とても役に立っています。大阪大学を志望していますが、将来は海外生活で身につけた英語を生かせる仕事につきたいと思っています。

■金子 統吉朗さん (高3、未来創造コース)

 初芝富田林を志望したのは勉強する環境が整っていたからです。自宅のある堺市からスクールバスで通学できますし、しっかり勉強できる学校だと知って決めました。クラスメートからは良い刺激をもらっています。友達がいるからがんばれます。放課後には、塾や予備校の先生が教えてくれる校内予備校もあり助かっています。

 軟式野球部に入っていますが、クラブは練習時間が短いので、その中で効率よく練習することを心がけています。志望校は同志社大学です。将来は何かスポーツに関わりのある仕事をしたいと考えています。

■岡本 茉友子さん (中3、Will-Frontier コース)

 岡本さんは、昨年第6回ナレッジ・イノベーションアワードに出場。「未来の仕事を考える」という課題に対し、「いないいないmaker」というアイデアを提案。企画のユニークさが評価され、全国3700名から選抜された7名に残り、さらに準グランプリに輝いている。

 雨が降った時、風が強いと傘が飛ばされることがよくあります。それを解消しようと、空気の力で雨を防御する架空のアイデアが「いないいない傘」というものです。これをヒントに「いないいないmaker」という架空の会社を考えて発表しました。全国大会で大勢のお客さんや審査員を前にして発表するのは緊張しましたが、準グランプリになってうれしかったです。

 初芝富田林には兄が通っていたので、よく文化祭やオープンスクールに来ていました。その雰囲気が良くて、入学しました。先生は質問をしたら何度でも答えてくれ熱心に教えてくれます。授業はタブレットを使うことが多いのですが、クラスメートの意見を見ることができて面白いです。中学では探究学習で社会問題を考える活動を行います。今年から「数楽研究会」や「サイエンスルーム」など、5教科すべてで新しい活動が始まり楽しみにしています。

 
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