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京都学園中学高等学校

 
  中高一貫の継続性と時間的ゆとりを生かす「GNコース」で真の国際人(グローバル・ナビゲーター)を育成
 1897年(明治30年)、京都学園の創設者である辻本光楠氏は、弱冠15歳で単身渡米。欧米の先進性を自らの目で確かめるためであった。その時の体験や思いが「世界のどの舞台に立っても堂々と自分の意志で行動できる人を育てる」という同校の建学の精神として脈々と受け継がれ、多くの卒業生の中に息づいている。将来の変化を予測することが困難な時代を前に、現在と未来に向って、生徒たちがグローバル社会で活躍するための真に必要な力を身につけ、自分自身の道を切り拓く力を育む京都学園独自の教育プログラムを取材した。

校 長: 佐々井 宏平
住 所: 〒616-8036京都市右京区花園寺ノ中町8番地
電 話: 075-461-5105
交 通: 京福北野線「妙心寺」駅または「等持院」駅から徒歩3分
JR嵯峨野線「花園」駅から徒歩12分
阪急「西院」駅または地下鉄東西線「西大路御池」駅から
市バス26系統 等持院南町(京都学園中学高等学校前)下車すぐ
京阪「三条」駅から市バス10系統 等持院南町(京都学園中学高等学校前)下車すぐ
生徒数: 154名(中学校)
1,345名(高等学校)
ホームページ: http://jhs-kyotogakuen.com/(中学校)
http://shs-kyotogakuen.com/(高等学校)

 

2030年の社会で活躍!
グローバル・ナビゲーターを育成する「GNコース」

 辻本光楠氏の精神を受け継ぐ京都学園中学校では、「心の教育」「国際理解教育」「中高一貫教育」を掲げ、これらの有機的な結びつきによる「中高一貫教育」GNコース(Global×Navigator=GN)として結実させている。

 現在の中学生・高校生がおよそ30歳となる2030年の社会で生き生きと活躍する人を【グローバル・ナビゲーター】と定義。2030年に必要とされ活躍できる能力を備え、力強く生き抜いていくグローバル・ナビゲーターを育成していくことを目標としているコースだ。

 従来の「受験時に選択する入れ替えなしの2クラス制」から、「入試結果・成績に基づいて編成・入れ替えを行う2クラス制」へ変更。まずは入学時、入試結果に応じて『Sクラス』『Aクラス』を編成し、さらに中1から中2、中2から中3への進級時には目標(志望)・成績・適性などを総合的に判断した上でクラス替えを行い、今まで以上に個々の目標や習熟度に応じた学びの実現を図る。中3の1年間では進学するコースや目標(志望)をより明確にする。『Sクラス』の生徒は、最難関国公立大学を目指す『特進ADVANCEDコース』へ進学し、高1は一貫生のみでクラスを編成。高2からは高校入学生を加えた同コースの『Sクラス』で学ぶ。また、長期留学や海外難関大学への進学を希望する生徒は、学力や英語資格等の基準を満たすことで、「選抜国際生」として『国際コース』に進学することも可能だ。『A クラス』の生徒は、『特進ADVANCEDコース』をはじめとする4コースから選択し、高1から高校入学生とともに学ぶ。

 「学びを通じて見いだした適性や、興味・視野の広がり、目標の変化に、より柔軟に対応可能な体制となります。この春、難関国公立大学合格者が2桁に達しましたが、その多くは一貫生。6年一貫教育の成果をあらためて実感しています。『中学で適性を見極め、高校で適性を伸ばす』スタイルのさらなる徹底により、真に進路実現と将来に活きる、確かな学力と豊かな人間力を培いたいと考えています」と中学校教頭の山田尊文先生は語る。

CSTとW担任制でスムーズな
学校生活のスタートを支える

佐々井 宏平 校長

 入学したばかりの1年次、新しい環境において不安がないよう、さまざまなバックアップ体制を整えているのも同校ならでは。CST(コミュニケーションスキルアップトレーニング)を実施するほか、入学後すぐに野外活動にも挑み、全員が協力して取り組む作業を完成させることの重要性を学ぶ。1年次の夏季休暇前には、宿泊学習として林間学舎に行き、雄大な自然の中でカヤックやサイクリング、川遊び、バーベキューなどに興じる。普段の学校生活では体験できない協働生活を通して相互理解を深めていくのがねらいである。

 また、1年次に日本人教員とネイティブ教員のダブル担任制を採用している点も特徴だ。1年次の朝礼やホームルームは、ネイティブの教員がオールイングリッシュで行う。それにより英語の発音・アクセント・文の構造・意味を包括的に意識し、インプットとアウトプットを多く取り入れることで、楽しみながら「使える英語」の獲得を目指していく。英語教育においては、毎日の授業に加え、中学3年次に『2週間のカナダ研修』を全員が体験。カナダ・ノバスコシア州教育委員会の全面的な協力を受け、交流校での学習プログラムに取り組み、中学での2年間の学びを実践するとともに、国際感覚に磨きをかける。

きめ細かい「学力サポート体制」と
独自の探究型学習「地球学」

 京都学園高等学校は、例年卒業生の95%以上が現役で4年制大学に進学。中でも京大・阪大・神大・医学部をはじめとする超難関国公立大学に現役合格を果たしているのは中高一貫生に多い。それを可能にしているのは、きめ細かい『学力サポート体制』と独自に展開する探究型学習『地球学』だ。

 学力サポートは、中2・中3の、選抜された生徒と受講を熱望する生徒を対象として実施する英語・数学のハイレベル講座。学年関係なく指名された生徒を対象に実施する『オフィス・アワー』は、英語・数学を中心に実施。曜日ごとに教科が設定されており、教員が在駐。わからないところがある時、気軽に質問できる場を設けることにより、習熟度に応じた学力アップを図っている。

 『地球学』は、隔週土曜日の午前中4時間にわたって実施。学校内で行うこともあれば宿泊を伴うフィールドワークもある。4月には、氷河期以来の動植物が今も生き続けるとともに、多くの水生植物、昆虫、魚類、野鳥などがいることで知られる深泥池(京都盆地の北にある池)の観察会を行ったり、新聞を活用した情報活用法やメディアリテラシーについての学び、JAXA種子島宇宙センター&知覧特攻平和会館の見学(夏休み特別プログラム)などテーマは多彩だ。

 「本校では本物に触れる機会・場面を多く設定することで、知的好奇心を喚起し、生徒たちの興味・関心を広げ、論理的に考え、イメージを思い描き、創造・表現する学習にこだわっています。生徒の学び心を刺激するのがねらいです。地球学に取り組んだ1年間の学びの集大成として一人ひとりがテーマを設定し、3月の学年末テスト明けにプレゼンテーション大会に臨みますが、生徒たちの着眼点や発想の豊かさに驚かされます」と山田中学教頭は嬉しそうだ。

 一貫した教育理念・方針のもと、中高6年間の継続性と高校受験にとらわれずに時間的ゆとりをもって、各教科を深く学び、部活動にも思い切り打ち込むことができる京都学園。中学生の段階から、将来の職業選択に向けた基礎学力や社会に出たときに求められる力を6年間かけてじっくりと育む恵まれた環境がここにある。

 
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