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中学・高校受験:学びネット

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同志社女子中学校・高等学校

 
  キリスト教の精神を受け継ぎ、人間性を育んでいく国際理解教育や理科教育でも定評のある伝統校
1876年(明治9年)、新島襄の妻である八重と女性宣教師スターク ウェザーが創立した同志社女子中学校・高等学校。140年余、キリス ト教を基盤とした女子教育を受け継いできた伝統校である。同志社女 子という校名から誤解をされがちだが、生徒の9割近くは共学の同志 社大学へ進学。その他の生徒は、難関の国公立大や同志社大にはない 学部を目指して外部受験をする。近年、大学の付属校、系列校の人気が 高まっているが、同志社女子もそのひとつ。毎年、安定した志願者を集 めており、遠方から通学する生徒も多い。その理由を取材した。

校 長: 辻村 好
住 所: 〒602-0893 京都市上京区今出川通寺町西入
電 話: 075-251-4305
交 通: 地下鉄「今出川」駅より徒歩5分
京阪「出町柳」駅より徒歩10分
生徒数: 736名(中学校)
801名(高等学校)
ホームページ: http://www.girls.doshisha.ac.jp/

 

同志社伝統の国際理解教育
海外語学研修制度も充実

 若き時代から海外へ渡り、先端の学 びを求めた新島襄。その精神を受け継 ぐ同志社女子では、国際理解教育が盛 んである。

 中学校の英語は週に6時間で、その 内2時間はクラスを半分に分けた少人 数体制で行なっている。中1・中2で はCALL教室(Computer Assisted Language Learning)でリスニング、 スピーキングを重視した授業。中3で はネイティブスピーカーの教員による 英会話の授業も実施。アメリカ最大の 女子大学で、屈指の難関リベラル・ア ーツ・カレッジであるスミス大学から 教員が派遣されている。

 英語資格試験へのサポートも充実し ている。中学校はGTEC、高校では TOEICを全員が受験。高3になる とTOEIC対策の英語演習という科 目もあり、希望者を対象に学内で英検 を受験できる体制を敷いている。

 英語によるプレゼンテーションも恒 例の行事だ。各自がテーマを決め、自 分で調べた内容を英語で発表する。同 志社系列の4校と合同で、毎年「立石 杯」という英語プレゼン大会を開催し ており、選ばれた生徒が日頃の成果を 競う。

 「立石杯は、同志社大学の卒業生で あり、オムロンの元会長である立石信 雄氏に因んだ名称です。立石氏は同志 社内各学校本校の英語教育を充実させ るために、寄付をしてくださり、それ を「立石ファンド」と名付けています。 本校も語学研修や英語教育の充実に活 用させていただいています」と入試セ ンター部長の吉田和高先生。

 海外留学制度も多彩である。中3の 3月に一週間、アメリカのサンフラン シスコにあるヌエーバ校で研修。同志 社系列4校で合同実施している行事で、 今年で1 9年目を迎える。希望者の中か ら選考された生徒が、現地でホームス テイをしながら、学校に通い、様々な 交流プログラムを体験していく。5月 にはヌエーバ校から生徒が来校して、 一緒に授業を受ける。取材に訪れた日、 ちょうどヌエーバ校の生徒が訪れてい たので、英語の授業を見学させてもら った。2人1組になってのスピーキン グの練習を楽しそうに行なっていた。

 「授業だけでなく、課外活動にも参 加しています。高校生とともに調理実 習を体験したり、書道や箏曲などのク ラブにも参加。遠足も一緒に行きま す」

 中2中3の希望者を対象とした、夏 休みのオーストラリア語学研修も恒例 になっている。ホームステイをしなが ら、午前中はセント・レオズ・カソリ ック・カレッジで英語の勉強、午後は シドニー大学の見学やオーストラリア の歴史や自然に関するフィールドワー クを行なう1 0日間のプログラムだ。高 校になるとイギリスのコッツウォルズ 地方にあるモーバンでの2週間の語学 研修も用意されている。レベル別の集 中レッスンで英語を習得していく。

 今年度から初めて中1生対象のイン グリッシュキャンプを始めた。京都近 郊で2泊3日の合宿形式。外部のネイ ティブ講師を迎えて英語の指導や、 様々な国の文化を理解する内容になっ ている。

 「今まで中1生対象のプログラムが ありませんでしたので、英語学習の導 入として、生徒同士の交流を深める機 会として始めました」

2つのコースで志望に応じた学習が可能
外部の難関大学受験もサポート

辻村 好 校長

 中高ともに現在、2つのコースがあ る。同志社大学への内部推薦進学を基 本とした「LA(リベラル・アーツ) コース」と、理系や医療系の難関大学 を目指す「WR(ワイルド・ローヴァ ー)コース」である。LAでは高3に なると大学での学びを視野に入れた多 彩な選択科目が用意されている。また 隣接する同志社大の公開講座が受講で きる他、大学の教員が来校しての各種 講座や学部説明会も開催されている。 大学受験に左右されないため、穏やか に学校生活を送ることができる。

 WRは、難関の国公立大を目指す生 徒が多く、中学3年間は土曜日に特別 授業を設定。高校は週6日のカリキュ ラムとなっている。医学部や薬学部、 理学部などを目指す生徒が多く、数多 くの理科実験・実習を実施。長期休暇 には勉強合宿やフィールドワークも行 なっている。

 両コースとも6年間、同じ教員陣が 担当するので、深いコミュニケーショ ンをとることができる。

 外部進学ではこの春、京大を始めと する国公立大、他大学の医学部、薬学 部などへも複数名が合格している。

根底にあるのはキリスト教主義の教育
奉仕の精神を実践に移していく

 「いろいろなことが起こり、社会全 体が混乱している時代、キリスト教の 教えはますます必要になっていると思 います。理念だけではなく、実践する ことで教えを深く理解できると思って います」

 キリスト教系の学校では、礼拝を行 なうところが多いが、勉強を優先する ため、疎かになっている学校も少なく ない。しかし、同志社女子では創立以 来の伝統として朝20分間の礼拝を毎日 欠かさず行なっている。

 「中1から高3まで6年間欠かさず 行なっていますので、生活の一部にな っています。聖書の言葉に耳を傾け、 賛美歌を歌った後に毎回、教員や牧師 が話をします。時には卒業生を招いて の講話を行なっており、現在の仕事のことなどを話してくれますので、キャ リア教育としても役立つ時間になって いるんです」

 5月の母の日には、生徒がカーネー ションをつけて、親御さんに感謝を捧 げる礼拝を行なった。週に1度の聖書 の授業や生徒が持ち寄った野菜や果物 を福祉施設に届ける活動、クリスマス に行なうキリスト生誕を祝うクリスマ ス・ページェントなど、宗教を基盤と した活動が多い。

 「礼拝は生徒の心を耕して種を撒く ものだと思っています。すぐに開花は しないけれど、いつか芽を出し、花を 咲かせる日が来る。中高6年間だけで はなく、生涯にわたって大きな拠り所 になると信じています」

 
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