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中学・高校受験:学びネット

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花園中学高等学校

 
  「禅のこころ」で世界へ羽ばたく
〜 海外大学進学をめざすSGZコース新設 〜
臨済宗妙心寺派を設立母体とする花園中学高等学校は、「禅のこころ」を建学の精神に140年以上の歴史を誇る伝統校である。今年度からは、海外の一流大学進学を進路目標とする「スーパーグローバルZEN(SGZ)コース」をスタートさせた。禅の学びを通して、激しく変化する現代社会を生き抜くこころを育て、実践的な英語教育により中高の6年間で正規留学に必要な力を養成する。「本校でなければできない教育」と福田篤校長は胸を張る。

校 長: 福田 篤
住 所: 〒616-8034 京都府京都市右京区花園木辻北町1番地
電 話: 075-463-5221
交 通: JR嵯峨野線「花園」駅より徒歩7分、京都市バス・京都バス「木辻南町」より徒歩2分、京都市バス「西ノ京円町」より徒歩10分、阪急京都線「西院」駅よりスクールバス運行
学生数: 中学校 136名
高等学校 981名 (2016.5.1現在)
ホームページ: http://www.kyoto-hanazono-h.ed.jp

 

日本人としてのアイデンティティを持つ
真のグローバル人材を育成

 花園中学は今年度よりSGZコースを新設するとともに、従来の一貫コースを探究型のディスカバリーコースへとバージョンアップした。この2つのコースは中学2年までは共通カリキュラムで学び、中学3年進級時にコース変更も可能だ。

 今春の中学入試では両コース合わせて昨年の3倍強の255人もの志願者を集めた。特にSGZコースは募集定員20名に対して志願者数は121名。競争率は6倍を超えた。

 グローバル教育推進室統括責任者である中村広記一貫教育部長は、「説明会でSGZコースの教育内容を知り、その場で第1志望にしていただいた家庭もありました」と反響の大きさを語る。

 SGZコースは、独自の「英語+禅」カリキュラムにより6年後の海外大学進学をめざす。

 「なぜ禅なのか」という問いに対し福田校長は、「変化の激しい現代社会では、たとえ一流大学を出ても10〜15年後には通用しなくなります。常に自分の考え方を高めていかない限り、変化に対応しきれない。禅の精神を学び、坐禅を組むことで自己を徹底的に見つめ、自分の潜在的な可能性に気づくことができます」と話す。

 スティーブ・ジョブズに代表されるように、いまや禅は海外の人々からも共感を得る哲学となっている。同校に隣接する妙心寺に禅を学びに来る外国人も少なくない。

 SGZコースでは毎朝20分間、禅塾で坐禅を組む。最初は姿勢を正すなど立ち居振る舞いの形から入るが、やがて意識が内面へと向かい己を磨き上げていく。また年に1回、妙心寺本山を中心に塔頭寺院の協力を得て、宿泊を伴う修行も体験できる。

 週に1時間の「ZEN講座」では、禅の基本を学んだ後、iPadを活用したアクティブラーニング型の授業へと進む。例えば、グループで妙心寺の塔頭寺院を廻り、興味関心を引くものについて調べる。ディスカッションを重ね、その成果をパワーポイントを使って英語でプレゼンする。

 「将来は海外で禅を発信できるようになってもらいたい」と中村部長。

 英語で禅を語るのは容易ではない。そのため、アメリカ出身の禅僧であるトーマス・カーシュナー師が特別顧問を務め、生徒の学びをサポートする。

 また、妙心寺に関わる茶道や華道、書道などの超一流の指導者から日本文化を学び、そのエッセンスを身に付けたうえで海外へ出て行くことができる。

中学1年から英語で学び
海外の大学で通用する英語力を養成

 海外の大学進学をめざすには、英語で考え、英語で学ぶ力が不可欠だ。同校では常に英語に接する環境を整え、実践的な英語力を育成する。

 中学3年間を通じて、英語で教科指導するイマージョン教育を実施。ネイティブ講師が数学と理科の授業を担当する。ただし、まだ英語力が不十分な段階では、日本語で教える授業もカリキュラムに組み入れ、授業内容の理解を図る。英語の授業はネイティブ講師と日本人教師によるダブルティーチングが行われる。

 放課後は週2回、スカイプによる英会話レッスン。フィリピンの語学学校の講師とマンツーマンで30分間会話できる。

 中村部長は、「スカイプは身振り手振り、ブロークンな英語でも伝わるので、英語力よりコミュニケーション力が鍛えられるようです。生徒たちは臆することなく外国人との会話を楽しんでいます」と話す。

 そこで、発音や文法など英語の精度を高めるためにレッスンの前後にeラーニングを組み合わせ、相乗効果を上げている。

 この取り組みは2014年度から一貫コースでスタートした。当時の中学2年生のスカイプ導入前と2年後を比較したところ、校外模試で英語の平均偏差値が11ポイントアップしており、英語力が大きく伸びたことが分かる。

 高校3年になると、SGZコースは週5日午前中4時限すべての授業が英語オンリーの「NIC講座」となる。これは、海外の一流大学進学において20数年の実績を誇る教育機関NIC International College in Japanと提携したもので、通常は高校卒業後に1年間をかけて学ぶカリキュラムだ。ディベートやディスカッション、スピーチなど英語で考え、発信する授業により、大学の講義に通用するレベルまで英語力を引き上げる。

 中村部長は、「新入生・保護者は期待感で本校を選んでくれました。その期待感を6年後には実感に変えます」と力を込める。

海外への夢ふくらむ
SGZコース1期生

 入学式を数日後に控えた登校日、SGZコースの特別奨学生、松永さくらさん・佐々木凜子さん・大西晨二郎君が学校生活への期待と将来の夢を語ってくれた。

── 合格おめでとうございます。いまの気持ちとSGZコースを選んだ理由を教えてください。

松永 小学校6年の9月に中学受験を決めて、花園だけ受けました。合格できてほっとしています。将来は英語の翻訳家になりたいので、自分でSGZコースを選びました。

佐々木 まだ将来の夢は決まっていないけれど、自分で生活できる職業に就きたいと思っています。英語を頑張ってアメリカに留学して、東京の本社で働きたい。

大西 僕は、外国の貧しい人たちを助けられる医者になりたいから、SGZコースに決めました。

── 塾での進路指導はどうでしたか?

佐々木 最初は他校志望でしたが、塾の先生が特別奨学生のこととか考えてくれて、11月に中村先生を紹介していただきました。コースの説明を聞いて、すぐに花園受験を決めました。

大西 塾の担任の先生からSGZコースのことを教えてもらいました。

── オープンキャンパスはどうでしたか?

大西 3回ぐらい参加しました。いつもみんな楽しそうで、声をかけてくれたりして、雰囲気が良かったです。

松永 私も何回も参加しました。自由にやりたいことをやって参加して楽しそうなイメージでした。

──勉強で楽しみにしていることは?

大西 パソコンを使って外国人と英会話ができることです。

松永 私も、花園に通っている姉から聞いてスカイプに興味がありました。

佐々木 英語で教えてくれる理科と数学の授業が楽しみです。

──入学式が待ち遠しいですね。お話を聞かせてくれてありがとうございました。

 
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