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中学・高校受験:学びネット

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四條畷学園中学校

 
  社会で活躍できる実現力を育てる
6年一貫コースの開設から6年目
年々、進化&深化を遂げている
来年、創立90周年を迎える四條畷学園は、幼稚園から大学までを擁する総合学園。同中学校では、毎年、難関国公立・私立高校に多くの合格者を輩出してきた3年制の2コースに加え、2010年に6年一貫コースを設けた。進路目標に合わせた3コースともに好評で、5年連続受験者数増となった。6年一貫コースは、独自の教育プログラムにより、社会で活躍できる実現力の育成を目指して、6年目。いよいよ来春には、1期生が高校を巣立つ。その進路に内外から熱い視線が集まっている。

校 長: 仲尾 信一(中学校)
山 光夫(高等学校)
住 所: 〒574-0001 大阪府大東市学園町6-45
電 話: 072-876-1321(代)
072-876-9695(6年一貫コース直通)
交 通: JR学研都市線「四条畷」駅東出口から徒歩1分
京阪・近鉄バス「四条畷」停留所から徒歩1分
学生数: 587名 (2015.11.1現在)
ホームページ: http://www.shijonawate-gakuen.ac.jp/

 

実現力の2本柱は人間力と学力

 四條畷学園中学校は、JR学研都市線「四条畷」駅から徒歩1分と、この上ないほど交通至便。しかも、飯盛山麓の美しく静かな環境に位置している。

 同中学校には、有名公立・私立高校への進学を目指す英数コース、難関国公立・私立高校への進学を目指す英数発展コースの2つの3年コースと、6年一貫コースがある。3年コースには中学校開校以来約70年の歴史があり、基礎学力を確実に定着させるノウハウを持っている。毎年、大阪教育大平野、北野、大手前といった難関国公立高校や、灘、東大寺、西大和、洛南といった難関私立高校に多くの合格者を出しているのが、その証だ。

 創設6年目を迎えた6年一貫コースのコンセプトは、将来、社会で活躍できる実現力を備えた人材の育成。人間力と学力を実現力の2本柱ととらえており、2本の柱がバランス良く太く育つような教育活動を実践している。

 1期生の担任で、入試広報担当の中司延亮教諭は、「1期生は、この6年間で学んだことを、それぞれの進路に向けて、力を発揮する時期に来ています」と語る。来春、初の卒業生が出るわけだが、中司教諭いわく「6年間かけて、大学で学ぶための土台を作るコースでありたいと考えています。まずは大学でしっかり花を咲かせられるような人材を育成したい」。それが、将来の社会での活躍に直結することだろう。

毎週時間をかけて「自プロ」会議
先生のスキルアップにも

 6年一貫コースでは、実現力を育てるために様々な取り組みが行われている。そのメインとなっているのが「自分プロジェクト」という独自のカリキュラム。中学1年から高校3年まで、週に2〜5時間費やされている。

 「自分プロジェクト」のテーマは、中学1〜2年の基礎期には「聴く力」、2〜3年の応用期には「調べる・まとめる力」、中学3年〜高校1年の充実期には「伝える力」、そして、高校1年〜2年の発展期には「社会とつながる」、高校2年〜3年の成長期には「夢をつかむ」へと発展していく。その教育プログラムの一部を紹介しよう。

 オーディオドラマを聴いて書き取ったりする「聴き取り・書き取り」、将来の夢やなりたい自分になるために今何をすべきかを書きとめる習慣を身につける「自分レポート」、毎月1回、第一線で活躍する多様な職業人の講演を聴く「社会人講座」。また「社会見学」では、阪大、京大、神大といった大学を訪れて講義を受講したり、ゼミに参加したりするほか、病院、企業・工場などの見学も行う。

 さらに、未来の家電を考えたり、CMを作ったり、株式学習コンテストに参加してバーチャル株式投資を体験したりと、とにかく多彩で、ハイレベルだ。そして、中3で、集大成として個人で「研究論文」を書き、発表する。研究論文以外ほとんどがチーム学習という形なので、リーダー格が固定されるのかと思いきや、プログラムのテーマによって、毎回、自然とリーダーが代わるという。それも、生徒たちの大きな成長の一つだ。わが子が自分の思いや考えを適切に伝える姿を目にした保護者の方が驚嘆するというのもうなずける。

 高校生になると「自分プロジェクト」はさらに進化・深化する。1期生は、高1ではHP制作会社とコラボして、同校のHPの一部を作った。2期生は独自のアイデアを出して、中学受験支援サイトを作った。また、ビジネスプラングランプリにも参加。今、3期生は「バーチャル自分レポート」に取り組んでいる。高2では、論文発表、あるいは有名企業のインターンとして企画や商品開発を行い、プレゼン発表のどちらかを選択する。最終学年となる高3では「自分史」の作成。これは、推薦入試の提出書類にもなる志望理由書、自己PR文の作成としても使える。

 「自分プロジェクト」には、学年に4〜5人の先生がかかわっており、2時間以上かけて、企画や授業案を練る「自プロ」会議が先生同士で毎週行われる。毎年、前年の反省を踏まえて、内容がバージョンアップ。授業案を作る先生自身のスキルもアップし、生徒のみならず先生も成長を遂げているそうだ。

1期生の約35%は
国公立大進学を目指す

 6年一貫コースの年間総授業数は1600時間もある。だから、「自分プロジェクト」に多くの時間を割いても、5教科の授業数はかなり多い。実現力を育む2本柱のもう片方、学力面の対策も万全だ。例えば、中1から5教科とも習熟度別授業が行われており、1クラスを2〜3に分けるという、超少人数制。高校の選択教科では、個別指導のような授業形態となっている。長期休暇中には特別授業が行われ、放課後は進学講座がある。自学自習のため、一貫コース専用の自習室(96席。教諭が常駐)が設けられているほか、職員室の周りの教室は放課後、開放される。

 来年度からは、「自分プロジェクト」と5教科のコラボも行われる予定だ。これは同コースが開設された当時からの構想で、「コラボすることで授業スピードが速くなり、理解度も深まります。今後、こういう授業が主流になるのでは」と中司教諭。同コースのコンセプトや授業法は、まさに時代を先取りしているといえる。

 来春卒業する1期生の約35%は、国公立大学進学を目指しており、国公立大の医学部に絞っている生徒もいる。ただ、大学進学はゴールではなく、あくまで夢や目標を実現するための通過点であることは言うまでもない。

 5年連続受験者数が増加した同校では、入学者数も増えた。「増えても、(提供する)教育の質は落としたくないと考えています。たとえ学力層に幅があったとしても全体を伸ばす自信はあります」と中司教諭はきっぱり。そして、「現状に満足することのないコースでありたい」と抱負を述べた。今後も、同校の6年一貫コースから目が離せない。

 
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