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中学・高校受験:学びネット

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近畿大学附属豊岡高等学校・豊岡中学校

 
  豊岡から世界へ羽ばたく
高い将来性のある生徒を育成
地域の誘致と協力により創立した近畿大学附属豊岡高等学校・豊岡中学校は、地域唯一の私立中高一貫校。日本屈指の受験率を誇る近畿大学をはじめ、最難関国公立大学や国立大医学部にも手が届く進学校として県内外から生徒たちが集まっている。また、キャリア教育では附属大学との高大連携だけでなく、地元の公共団体や企業などからも協力を得て、幅広い選択肢から自分の興味や関心を見つけることができるようになっている。

校 長: 藤原 健一
住 所: 〒668-0065 兵庫県豊岡市戸牧100
電 話: 0796-22-4305
交 通: JR山陰本線 豊岡駅から徒歩約15分
学生数: 中学校 213名
高等学校 573名 (2015.9.1現在)
ホームページ: http://www.kindai-toyooka.ed.jp/

 

多彩な行事や異文化交流で
モチベーションと自立心の向上を

 豊岡市を中心とした地域の誘致運動と近畿大学の英断で創立した近畿大学附属豊岡高等学校は昨年創立50周年を迎えた。創立した1964年には女子校だったが、1987年に男女共学化、1996年には中学が併設され、近畿大学附属豊岡高等学校・豊岡中学校として地域の信頼を集めている。

 系列大学である近畿大学の教育目的である『人に愛される人・人に信頼される人・人に尊敬される人』をそのまま建学の精神・校訓として、四季の自然豊かな豊岡市で多くの生徒を育成している。私学に逆風と言われる少子化や不況の波の中、中高通して定員を充足していることからも、その人気の高さがうかがえる。

 「都市部ではないので、地域の私立中学は当校のみ。のんびりとした地域風土の中で育った子どもたちは、競争心や受験に対する意識が希薄です。ですから中高一貫コースでは入学当初は生活習慣・学習習慣の確立を図り、学習の基礎造りに力を入れています。」

 そう語る安藤盛基教頭は、その他にも自主性を確立するような行事を実施していると話す。本物の芸術に触れられるように、ほぼ毎月行われるミニコンサート、高校生と合同で行い、幅広い視野をつくる近梅祭(文化祭)、海で雲丹の発生などを実際に見ることのできる自然体験学習など、行事の数は非常に多い。どの行事においても学習へのモチベーションが上がる内容を組み、リーダーシップのとれる人材に育つように導いているのだ。

 「リーダーになるには徹底した基礎学力の習得が必要なのはもちろんですが、学習で得た知識・技能を活用して課題を見つけ、それを解決していく力や外部に向けて発信する力(コミュニケーション能力)も必要でしょう。当校の生徒には、学力と同時にそういった力も身に付けて成長してほしいと考えています」(中尾和哉教頭)

 グローバル化が大きく叫ばれる現代社会で、情報の発信先は国内だけにとどまるわけはない。その時のコミュニケーションツールとなる英語教育には特に力が入れられている。希望制のニュージーランドへの語学研修。ケンブリッジやオックスフォード大学の現役学生を招き、8日間英語のみで生活し、語学や異文化、経済、技術など多岐に渡って学ぶオックスブリッジイングリッシュサマーキャンプ。ニュージーランドの姉妹校から大学入学前の学生が1年間ホームスティしながら学校に滞在し、生徒たちと交流するチューターシップなど、授業以外に実際の英語に触れることができる多岐に渡ったプログラムが特徴だ。こうして育った生徒の中には大学入学後に海外へ留学していく生徒も増えている。

 現在、県外からの入学希望者も多く、遠方で自宅から通学できない生徒は寮での生活が用意されている。寮は男女各々に用意されており、現在の寮生は114名。生徒全体の約15%が入寮している。この寮生活を通じ、友人たちとのコミュニケーション力や、自主自立した生活での人間力育成を図っているのだ。

全コースで近畿大学をはじめ
難関大学への現役合格を目指す

 コースは中学からの中高一貫コースと、高校からの外部入学生の文理特進コースと進学探究コースの3コース制。中高一貫コースは継続した先取り授業を実践。中4(高1)で文系と理系を選択、その中でさらに東大・京大・医学部など難関国公立大を目指すクラスと国公立大への進学を目指すクラスに分かれて学ぶことになる。中6(高3)では、前年までに高校の課程をすべて終らせているため、一年間かけて徹底した演習を行い進路実現を目指すことになる。さらに、英語教育では『通じる英語』を身に付けるため、『プログレスインイングリッシュ21』を副教材に使用。SDリピーターによる学習は、しっかりとした文法を定着させ、さらにリスニング力を身に付け、センター試験にも早期対応できるのだ。

 高校からの外部入学生の文理特進コースも国公立大学を目指すコース。東大・京大・医学部を志願する生徒にはトップレベル学習合宿を実践し、入試に対応した学習やオリエンテーションを通じて志望校にむけてのモチベーションを高めていく。それ以外の国公立大学を目指す生徒には大学別の入試対策演習が行われる。特に医学部を目指す生徒には、地域医療の充実のため、地域の公立病院から奨学金を受けられる制度が整備され、家庭の経済的な問題により医学部進学を諦めないといけない生徒には、モチベーションアップの大きな原動力となっている。

 「難関国公立を目指す生徒の中には、習熟度レベルが高く、先取り学習のスピードについて行ける子もいます。そのため、希望すれば中高一貫コースのクラスに編入することもできますが、個々の性格や希望進路によっては現在のコースのままの方が伸びる生徒もいますので、本人の希望や担任の判断などを総合的に考えて決定するようにしています」(安藤教頭)

 進学探究コースは近畿大学をはじめとした難関私立大学への進学を目指すコース。近畿大学の特別推薦入学制度や難関私立大の指定校推薦制度もあり、落ち着いて自分の将来と向き合うことができる。近畿大学との高大連携も積極的に行っており、学部別のガイダンスや高校での大学ミニ講義、学部体験など日本屈指の総合大学の魅力を十分知ることができる連携プログラムが組まれている。また、大学のキャリアセンターや地域の公共団体や企業の協力によるキャリア教育、異文化交流、社会貢献といった幅広い教育を実践。自分の夢を見つけた上での進路指導が行われる。

 「連携校である近畿大学は近大マグロやウナギ味のナマズなどの研究で、マスコミにも大きく取り上げられており、入試志願者数は2年連続日本一を誇る人気の大学です。その近畿大学へは特別推薦枠以外にも多くの合格者を輩出しており、昨年は176名の合格実績を出しました。理工や経営学部への入学生が数としては多いですが、ほぼ全学部に渡って当校からの卒業生が入学しています」(安藤教頭)

 近畿大学からの要望である『自ら学ぶことのできる学生』を多く送り出している近畿大学附属豊岡高等学校・豊岡中学校。今後はいずれの大学を希望する生徒にも、現役合格が8割に届くことが目標であると安藤教頭は語るが、その目標が実現できるのは、そう遠くない未来だと思われる。

 
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