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中学・高校受験:学びネット

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同志社中学校

 
  「自由・自治・自立」の精神を受け継ぎ
グローバル時代に羽ばたく力を養成
グローバル化が進み、急速に変化していく現代社会。いまの中学生が30歳代に差し掛かる2030年頃には、さらに予測できない展開が待ち受けていることだろう。そのとき必要とされるのは、幅広い知識に裏付けされた判断力、前例にとらわれない自由な発想、そして未知の場面に柔軟に対応していく力である。同志社中学校では、これらの力を中学時代から着実に身に付けさせるため、リベラルアーツ教育の伝統の上に、国際交流プログラムを大幅に拡充。生徒の知的好奇心を刺激し、探求心を高めている。

校 長: 竹山 幸男
住 所: 〒606-8558 京都市左京区岩倉大鷺町89
電 話: 075-781-7253
交 通: 京都市営地下鉄「国際会館」駅前徒歩すぐ(駅出口に校門が隣接)
学生数: 877名 (2014.9.1現在)
ホームページ: http://www.js.doshisha.ac.jp/jhs/

 

ハーバード大学で
中学生が聴講

 世界トップレベルの名門大学・ハーバードの教室では、ラテンアメリカ史の授業が行われていた。大勢の大学生に混じって日本人の子どもの姿が見える。同志社中学校の生徒たちだ。どの生徒も少しでも英語を聞き取ろうと講義に集中している。ハーバードの本物の授業を中学生が聴講したのは初めてのことだ。

 今年3月、中学1年生から3年生の20人が10日間のボストン研修に参加した。ハーバードとMITのキャンパスライフを体験し、通常授業と最先端のロボット研究や微生物研究の特別講義を受講。さらに両大学の大学生とも交流した。

 同行した竹山幸男副校長は、「最初はどこまでついていけるか心配でしたが、授業後に質問したり、大学生と活発にやりとりしたり、生徒の適応力の高さに驚きました」と、目を細める。

 同校では、150年前に単身海を渡った創立者・新島襄のフロンティア精神を受け継ぐべく、国際交流プログラムを数多く用意している。春・夏・冬の長期休暇ごとの、イギリスやカナダ、オーストラリアなどへの短期ホームステイ研修。さらにカナダとニュージーランドでの2ヵ月間ターム留学も開始した。今年3月にカナダから帰国した生徒3人は、終業式に全校生徒の前でパワーポイントを使って留学経験を報告。ホームステイをしながら現地の中学生と同じクラスで学び、共に過ごした日々は異文化の刺激に満ち、彼らを大きく成長させた。

 その他、韓国や台湾との短期交換留学も実施している。

 昨年度は、約100人の生徒が国際交流プログラムに参加した。今年度は、著しい成長により変貌を遂げるアジア圏での新たな研修も予定している。

 国内における英語力強化のプログラムももちろん多彩だ。土曜日の英語エクステンション講座は、レベル別に「使いこなす英語」をめざす。宿泊を伴う英語実践力キャンプは、「英語で考え行動する」をテーマに、年に数回実施する。今年の夏休みはハーバード大学の学生8人と合宿。英語漬けの2泊3日で英語力に自信をつけた。

 また、昨年度から国際教養大学(AIU)での国内留学研修もスタートした。参加した生徒の保護者は、「単に英語を学ぶだけでなく、最終日における『将来のキャリアプラン』のプレゼンに向けて様々な人とコミュニケーションしたり、自分の考えを伝える方法を学ぶことで、自分の未知なる可能性に向かって走り出したようです」と、感謝の声を寄せている。

1人1台のiPadで
ICTスキルを強化

 同志社中学校伝統のリベラルアーツ教育は、専門分野の枠を超えて問題を発見・解決する力や、幅広い視野で物事を判断できる力、人間としてのあり方や生き方への深い洞察力を養成する。まさにグローバル時代に求められる力である。

 キャンパスは、主体的学びに導く「教科センター方式」を採用。校舎全体を教科ごとのゾーンに分け、生徒は毎時間、クラスの拠点であるホームベースから各教科の専門教室へ移動して学ぶ。それぞれのゾーンには「メディアスペース」を設け、その教科に関する資料や生徒の作品を多数展示。休み時間や放課後には生徒同士、あるいは教師たちと語り合い、学びを深める光景が見られる。

 授業は、アクティブラーニング(能動学習)を取り入れている。自ら調べたり発表する機会を多く設定し、学習のプロセスを重視する。例えば社会科では、チームで「年金問題」、「若者の就職難」などテーマを決めて、街頭アンケートやフィールドワークを通して問題解決の道を探る。

 「得られた情報を繋げて構成し、どう表現するか、どう見せるかも重要なポイントです」と竹山副校長。

 今年度の新入生から一人一台のiPadを導入、「ICTを主体的に活用できる生徒の育成」をめざす。iPadはThinkingツールとして授業をはじめ様々な場面で活用している。

 英語の授業では自己紹介の動画を作成して発表したり、教員が自作したオリジナルのデジタル教材を使って英文の音読練習や内容理解に活用する。国語や社会の授業では情報検索やプレゼンテーション、体育のハードル走の授業ではお互いを撮影し合い、フォームのチェックなどに活用している。

 今年のiPad導入を機に、「学習ポータルサイト」を構想し、各教科の教材や授業解説動画の配信などを開始した。今後はさらに学習に役立つコンテンツを充実させていく。生徒の「学び」は確実に次の新しいステージへと向かっている。

国際社会の一員としての
人間力を培う

 今年4月、新入生は「びわ湖バレイ」でのオリエンテーションキャンプで、チームビルディング研修を体験した。これは、指導者から出された課題をチーム全員で達成するというもの。企業の新入社員研修でも行われている。良好な人間関係づくりが目的だ。

 生徒たちは、つり下げられたロープにターザンのようにつかまり、目的地へ渡る。ひとりでも地面に足が着くと、全員スタート地点からやり直し。互いにアドバイスしながら課題をクリアした。

  「新入生たちは、課題に挑戦しているうちにクラスのみんなと自然に話せるようになったと喜んでいました」と竹山副校長は満足げだ。

 キリスト教に基づく全人教育をめざす同校では「自由・自治・自立」の精神のもと、一人ひとりの個性を尊重し、多様性を大切にする教育が行われている。生徒たちは、チーム学習や課外活動、数々の学校行事を通じて、互いの違いを認めた上で他者を思いやり、コミュニケートし、協同する共生力を身に付けていく。新入生のチームビルディングは、その第一歩といえる。

 また、学外活動においても「自由・自治・自立」の精神は発揮される。社会起業家を支援する「アショカ・ジャパン」との共同事業である叡山電鉄「八幡前駅」改修プロジェクトや「八重さんグッズ」の商品企画プロジェクト、被災地を支援する「復興支援プロジェクト」などにより、生徒たちは社会につながる実践力と豊かな人間性を育んでいく。

 創立者新島襄が同志社教育に期待した「良心を手腕に運用する人物」。2030年には生徒達はきっと国際社会を舞台に活躍しているにちがいない。

 
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