サイト内検索:
 
中学・高校受験:学びネット

 学びネットは、中学、高校受験のための情報ページです。学校紹介や塾経営にお役立て下さい。

今月号の紹介 学校散策 塾長のためのマンスリースケジュール 購読案内 会社案内
学校散策 ・関西校・ 関西一覧
   

学校法人 東洋学園 長尾谷高等学校

 
  一人ひとりに合わせたスタイルで学べる
大阪府の認可を受けた通信制・単位制高校
通信制高校に通う生徒数は、全国で約20万数千人(2012年末現在)とみられ、全高校生に対する割合は、年々増えている。その背景にあるのは、不登校生の増加だけでなく、自分の学習スタイルで学べるというメリット。最近では、大学進学実績を打ち出す通信制高校も目立つようになった。学校法人東洋学園 長尾谷高等学校もその一つで、今春は東大合格者を輩出した。同校の卒業生には、芸能人やプロスポーツ選手もおり、学習意欲の高い生徒たちの自慢の母校となっている。

校 長: 竹中 均
学生数: 2,101名
(男子1,164名・女子937名)
(2013.1.1現在)
ホームページ: http://www.nagaodani.ed.jp/
E-mail: info@nagaodani.jp
電 話: 0120-750-150(全校共通)
(枚方本校)JR学研都市線「長尾」駅より徒歩8分
(梅 田 校)阪急「中津」駅より徒歩5分
(ナンバ校)各線「難波」駅より徒歩10分
(京 都 校)阪急京都線「烏丸」駅より 徒歩5分
(奈 良 校)JR・近鉄各「奈良」駅より徒歩6〜8分

 

様々な環境の生徒をフォローする
4つの特長

 長尾谷高等学校は、広域(大阪府・京都府・兵庫県・奈良県・滋賀県)の通信制・単位制の普通科の高校。大阪府の認可を受けているわずか6校の通信制高校のひとつである。

 4つの特長があり、まず、大阪と京都、奈良に5つの校舎があること。枚方市にある本校のほか、大阪市内に2校、京都・奈良に各1校の分校・分室を有している。自由に校舎を選択でき、許可を受ければ、在籍校以外の授業・行事等に出席することもできる。

 2つ目の特長は、サポート体制。竹中均校長は、「うちの一番大きな特長です。通信制ではあまりない担任制を取り入れており、手厚い指導を行っています」と胸を張る。全日制のような時間割ではなく、余裕があるため、随時、生徒・保護者と個別相談が行える。「何か問題がある生徒は、こちらから、ケータイに電話したりします」(川端 等教頭)。その結果、教員と生徒の接触の機会が多く、距離感が非常に近いというわけである。

 3つ目は、昨春、東大合格者も輩出したほどの進学実績(左下表参照)。国公立大や難関私立大への進学希望の生徒への進路指導も充実している。

 4つ目は、学費の安さ。全日制に比べて格段に安く、3年間で74単位修得を目指す場合、国の高等学校就学支援金を受給すると約55万円(入学金、授業料、施設設備費、特別活動費、実習費・教科書代などを含む)。さらに国からの加算支給を受けると約25万円で済む。また、同校は大阪府私立高等学校等授業料支援補助金制度の受給対象校であるため、所得によっては全額無償になるケースもある。

基本は自学自習
カリキュラムには、総合学習科目も豊富

 入学から卒業までの流れをみてみよう。まず、学校説明会に参加し、同校のシステムを理解する必要がある。

 「説明会は定期的に月1〜2回、土曜日に実施していますが、予約さえしていただければいつでもOKです」と竹中校長。個々人に合わせた、こまやかな対応ぶりがうかがえる。

 入学については、中学卒業見込の人、中学既卒者は3・9月に試験が行われ、4・10月に入学。転校希望の高校生、高校中退者の試験・入学は随時である。入学後、最初に行うのがチューター(担任)と相談しながらの履修登録。一人の生徒に丁寧に時間をかけて、その生徒に合ったカリキュラムを選択する。単位の認定は、スクーリング(授業・面接指導)、レポート(添削指導)、テスト(単位認定試験)によって行われ、卒業には、74単位以上の修得、3年間以上の修業年限と30時間以上の特別活動(学校行事、HRなど)が必要だ。

 スクーリングは月・水・金曜、土曜だが、同じ内容の授業が複数回行われており、どれに出席してもOK。「出席者数は平均20〜30名です。時には、生徒が一人ということもあります」と川端教頭が言うように、少人数授業が展開されている。基本は自学自習。火・木曜に自習室で学習し、教職員に質問することもできる。自ら学ぶ意欲のある生徒には最適な環境だ。

 履修科目には、普通・商業・学校設定科目と総合学習科目がある。同校の総合学習科目は、合計38講座もあり、ユニークなものが多い。「色々なことに興味や関心を抱き、進路や将来を考えるきっかけになればと考えています。長尾谷の方針は、高卒資格の取得だけでなく、卒業までに付加価値をつけてもらうことですから」と竹中校長。

人才育成プログラムで、
生徒の未来を応援

 同校には、人才育成プログラムと称するプログラムが設けられている。生徒の才能を伸ばし、将来にわたり実社会で活躍できる資質を育成することを目的としており、現在、受験のプロが徹底指導する特進クラス、アドバンス講座(ともに梅田校)、資格取得を目指すスキルアップ講座、公務員を目指すトライアルコース(ともにナンバ校)があります。

 トライアル(公務員)コースは、基礎学力の定着を図り、公務員試験・大学受験にチャレンジするコースで、今春から、公務員受験対策コースも開講される。スキルアップ(資格取得)講座は、即戦力として役立つキャリア・スキルの養成講座。また、アドバンス講座・特進クラスは、大学受験に特化したコース。当プログラムのうち、スキルアップ講座と特進クラス以外の費用は、すべて授業料(74単位)の中に含まれるので、いわば無料で受講できることになる。

 同校は、今春創立20周年を迎えるが、方向性は変わらない。竹中校長は「今後も、通信制の良さを大切にしながら、様々な生徒のニーズに合わせたカリキュラムやコースを研究していこうと思っています」と結んだ。

注目の進学実績 2012年3月
〔国公立・私立大〕東京大、和歌山大、琉球大、神戸市看護大、早稲田大、明治大、青山学院大、関西医科大、大阪薬科大、同志社大、関西学院大、関西大、立命館大、甲南大、京都産業大、近畿大、龍谷大、関西外国語大、大阪芸術大、大阪国際大、京都外国語大、帝塚山大、奈良大、武庫川女子大、岡山理科大、池坊短期大学、大阪音楽大学短大 他多数

 
  ページの先頭へ戻る
manavinet」運営 / 「塾ジャーナル」 編集・発行
株式会社ルックデータ出版
TEL: 06-4790-8630 / E-mail:info@manavinet.com
Copyright© 2004-2003 manavinet. all rights reserved.