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中学・高校受験:学びネット

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東海大学付属仰星高等学校・中等部

 
  入試説明会に生徒・保護者ら多数参加
卒業生や在校生によるアピールも好評
東海大学付属仰星高等学校中等部が2013年度入試説明会を9月15日(土)本校の講堂にて開催した。土曜日の午後2時からの実施ということもあってか、父親の参加も多く生徒・保護者ら多数が、学校説明に耳を傾け熱心にメモをとっていた。今回初めての取り組みとして、6年一貫生で文武両道を貫いたOBへのインタビューが行われ、注目が集まった。その後の生徒による施設見学も普段の仰星を見ることができたと保護者からは好評を博した。

校 長: 北野 長生
住 所: 〒573-0018 大阪府枚方市桜丘町60-1
電 話: 072-849-7211
交 通: 京阪線「枚方市」駅より京阪交野線に乗り換え「村野」駅下車徒歩10分/JR学研都市線「河内磐船」駅より京阪交野線に乗り換え可能スクールバス 近鉄学園前〜登美丘〜白庭台〜田原台〜学校
学生数:

中学校 301名
高等学校 1,042名 (2012.11.1現在)

ホームページ: http://www.tokai-gyosei.ed.jp/

 

建学の精神を具現化
レベルの高い文武両道

 入試説明会は中等部の吹奏楽部ミニコンサートで幕が開けられた。関ジャニ∞の「愛でした」などを演奏する部員たちの表情は皆明るく、参加者にも十分楽しさが伝わり、舞台と会場が一体となったところで本番となった。

 小寺副校長からは講堂内に大きく掲示されている、東海大学の建学の精神 「若き日に汝の思想を培え 若き日に汝の体躯を養え 若き日に汝の智能を磨け 若き日に汝の希望を星につなげ」の説明があった。ただ、小学生には少し難しいということもあり、わかりやすく意味を加えた。「若いときにしっかりと勉強をし、健康な体を作り、学校生活を通じて正しいものの見方を見つけ、社会に出て平和で明るい社会を作ることです」。

 同校のモットーは“レベルの高い文武両道を目指す”ことだ。勉強、クラブ、学校行事とすべてにおいて上を目指すとは建学の精神を具現化したもの。私学で学ぶ意義をどこに見つけるか、それは建学の精神に基づいた独自の教育にある。それゆえ小学生にも分かる説明は、保護者に安心と受験に向けてさらに前向きにさせたのではなかろうか。

 中等部の高橋教頭からは教育の特色として施設をはじめ、中高一貫体制についての紹介があった。中等部は英数特進コースと総合進学コースがあり、英数特進は国公立、東海大学の医学部を目標とする。授業時間は豊富で7時間授業を主とし、週3回は8時間目に特別講座(英数国)を実施し学力の定着を図る。夏休みには6日間勉強漬けの勉強合宿が実施されるが、終了後には達成感も含め、勉強への取り組む姿勢が大きく変わるという。

 総合進学コースは最難関私立や関関同立、東海大学の内部進学を目標とし、文武両道で勉強、部活の両立を目指す。6時間授業が中心となり7時間は週1回となっている。

 両コースとも東海大学が展開している、知的財産授業を総合学習の一環として設置。創造性豊かで平和な社会の構築に貢献するヒューマニズムを身に付けた人材の養成を行っている。

 続いて教頭は中高6年間仰星で過ごし、今年3月に卒業、現役で国立大学に進学したOB生へのインタビューを始めた。

京都工芸繊維大学 一回生
田伐 良太(たぎり りょうた)さん

── 本校を受験した経緯を聞かせてください。

田伐 1歳上の兄が仰星にいて、部活も活発だし良い学校だと勧めてくれたのです。

── 入学して勉強とクラブの両立はどうだったですか。

田伐 中学の時はソフトテニス部に入り、塾には通っていませんでした。先生方の分かりやすい指導や宿題をしっかり出されるので、勉強面で遅れることはなかったですね。質問にも気軽に応じてくれるし、苦手科目も集中して指導してくれる学習サポートが充実していたので、文武両道を続けることができました。

── 中学生活で一番の思い出は。

田伐 中2の北海道研修や中3のハワイ研修も良かったですが、一番の思い出は中3の合唱コンクールです。クラス一丸となって放課後や早朝に練習し、最優秀クラスになった時の喜びは今でも鮮明に覚えています。

── 高校に入学してからの生活はいかがでしたか。

田伐 中学のときは総合進学コースでしたが、高校からはより勉強に力を入れようと思い、英数特進コースに入りました。勉強が忙しくなりましたが、ソフトテニスは続けました。体力的にもきついものがありましたが、絶対に文武両道を実践しようと部活のある日でも学校に残って勉強し、先生方にもフォローをして頂きました。おかげで、部活では近畿大会に出場することができましたし、勉強では国立大学に現役合格することができました。

── まさに文武両道ですね。最後に仰星の6年間は自分にとってどうでしたか。

田伐 大切な友達も数多くできましたし、今のような積極的で明るい自分になれたのは仰星のおかげだと思っています。

受験生への特典がいっぱい
2013年度入試に保護者も期待

 渡邊生徒募集対策室長補佐からは昨年度の入試結果と2013年度入試の詳細が発表された。

 初日、A日程2013年1月19日(土)からB日程20日(日)、C日程21日(月)と連続で実施。(C日程のみ午後入試)ここでは受験生への特典を記載したい。

 受験料は各日程とも1回2万円だが、AB日程の同時出願となると3万円。AC日程、BC日程もしくはABC日程すべてを出願し、AB日程を受験し、C日程を受験しない場合、C日程の受験料は返金される。

 特筆はA日程の総合進学コースにおける合否判定で「自己推薦書」の内容を加味するというものだ。最大で20点を限度として加点されるというから大きい。自己推薦の内容だが、小学5、6年時の児童会活動やスポーツ、文化、芸術の面で継続して活動していること。英検漢検4級以上取得、中学入学時に具体的な目標などを記載し自己アピールする。

 任意ではあるが、例年90%ぐらいの生徒が提出していると聞くと、これは見逃せない。さらにAB日程両方受験しC日程も受験する際には、本校を重視していると判断して10点が加点される。本校を第一希望と考えている方はぜひ、上記の特典を利用することをお勧めしたい。

 全体説明会終了後、中等部3年生6人による施設見学が3つのグループに分かれて実施された。クラス代表で選ばれた生徒だけに、学校のことや施設のことは十分把握している。保護者からは多くの質問を受けていたが、素早く返答。最後には「来年はぜひ、この学校でお会いできることを楽しみにしています」とアピールも忘れず、参加者を見送った。

 
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