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中学・高校受験:学びネット

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滝川第二中学校・高等学校

 
  新たな「12歳からのチャレンジ」
超難関大学をめざす新コース開設
平成16年、滝川第二高等学校が創立20周年を迎えた年に中学校を新設開校。校訓「至誠一貫」「質実剛健」「雄大寛厚」を基本として学力と人間力を養い、将来社会に役立つ人材育成を教育目標に掲げ、中高一貫教育を開始した。開校当初より毎週水曜日を体験学習に充てるなど、新しい学校ならではの独自の教育プログラムを展開し、活気ある学校づくりを進めている。さらに来年度からは、超難関大学や医学部を進学目標とする「プログレッシブ特進一貫コース」を開設。新コース入学生とともに新たな挑戦が始まる。

校 長: 折戸 善信
住 所: 〒651-2276 神戸市西区春日台6-23
電 話: 078-961-2381
交 通: 登校時JR「明石」「西明石」駅より直通バスを運行/神戸市営地下鉄「西神中央」駅より21.22.28系統「西体育館」行き「西体育館前」下車5分
学生数: 中学校 256名
高等学校 843名 (2012.9.1現在)
ホームページ: http://www.takigawa2.ed.jp

 

英数理に重点をおいた
カリキュラムで
超難関大学・医学部をめざす

 神戸市西区の高台に位置する緑豊かなキャンパスは敷地面積16万平米。甲子園球場の約4倍もの広さがある。眼下には神戸と淡路島を結ぶ世界最大級の吊り橋・明石海峡大橋を望む絶好のロケーション。自然に恵まれた理想的な学習環境である。

 この地に滝川第二高校(滝二)が誕生したのは昭和59年。社会に有用な人材育成を目的として、全国レベルの部活動で構成されるCコースと、学習と部活動を両立させるLコースの2つのコースでスタート。当時としては珍しい男女共学の私立学校として開校した。

 「勉強にも部活動にも力を入れて、活力ある学校づくりを進めてきました。」と折戸校長。

 平成16年に新設した中学校においても創立の理念は、さらに発展した形で息づいている。

 中学校は、医歯系大学・難関国公立大学を目指す「特進一貫コース」と国公立大学・難関私大を目標とする「進学一貫コース」の2コース。いずれも着実に進学実績を伸ばしている。昨年度の卒業生全体では、60名以上が国公立大学に合格した。新しい学校でありながら活気ある校風と進学実績の向上が魅力となり、中学の入学希望者が年々増え続けている。今春の入試では募集定員80名に対して、志願者数は400名近くに上った。

「より多くのお子さんにご入学いただき、将来社会に役立つ仕事をしてもらいたい。」

 折戸校長のそんな願いが来年度、新コース開設という形で実現する。

 新コースの名称は「プログレッシブ特進一貫コース」。募集定員は25名。コース新設により中学校は3クラス編成、募集定員は全105名となる。

 新コースは、進学目標を超難関大学や医学部に照準を絞り、少人数制できめ細かな学習指導を行う。カリキュラムは英語と数学、理科に重点を置き、中学入学時から授業進度を早めていく。

「能力の高い子どもたちの興味を引きつけ、やる気を刺激するような授業を組み立てていきます。プログレッシブ特進一貫コースは、教職員にとっても新たなトライアルです。」 

6年一貫の教育プログラムが
学力と人間力を培う

 中高の6年間は心身ともに大きく成長し、人間形成の土台となる人生でもっとも大切な時期といえる。

「中学入学時を12歳のチャレンジと位置づけ、6年間をかけてしっかり人づくりするというのが我々の原点です。」と折戸校長。

 中高6年間を「基礎力養成」「応用力錬成」「実践力完成」の3つのステージに分けて、勉学だけでなく多彩なイベントを盛り込んだ教育プログラムを展開している。

 第1ステージの中学1・2年では、基礎学力を養成しながら自分なりの勉強法を身につける。同時にクラスの仲間と仲良く楽しい時間を過ごす。第2ステージの中学3年から高校の学習内容に入る。また、外国でホームステイする「世界の研修」など様々な体験を通じて、自分のあり方、自分がどう生きていくかを考える。第3ステージでは、自分がいかに社会に貢献できるか、何を提供できるかという問いに対して、おおよその答えを見いだす。そして第1ステージから段階的に積み上げ培ってきた学力と人間力をもって、進路目標達成へと向かう。そして大学受験。このとき「18歳のチャレンジ」が始まる。

 6年一貫の教育プログラムにおいて、生徒のモチベーションを高めているのが多彩なイベントや体験学習である。なかでも「スペシャル・ウェンズデイ」と名づけられた毎週水曜日の体験学習は、生徒にとって大きな楽しみだ。農園芸体験や芸術鑑賞、福祉施設訪問などの体験を通して、自主性と協調性を育て、幅広い興味・関心を引き出している。

 昨年6月には初めて高齢者福祉施設を訪問した。事前に折り紙の折り方を学び、合唱の練習に励んだ。その甲斐あってお年寄りたちに大変喜ばれたという。

「若いエネルギーが高齢者を元気づけ、生徒は人生の大先輩から優しさをいただきました。」

 その後しばらくして、一緒に折り紙を楽しんだ高齢の男性が亡くなったとの訃報。悲しみに沈む生徒たちに、その男性の手元に折り紙があったことが伝えられた。

「楽しかった思い出だけでなく、人と人との関わりについて深い学びをいただいたように思います。」

 様々な経験を通して生徒は多くのものを吸収し、自分の未来像を描いていく。

キャンパスナビゲーターが
滝二の魅力を紹介

 創立から30年足らずとまだ歴史の浅い滝二だが、地域で支持され急成長を遂げている。その要因を折戸校長は、「ゆったりした自由な雰囲気のなかで、勉強も部活動もイベントも全力投球だからでは」と語る。

 実際に学習面では進学実績を大いに伸ばし、部活動でも見事な成果を上げている。野球部はこの夏の甲子園出場を決めた。サッカー部は昨年の全国選手権大会で優勝。陸上競技部は全国インターハイのリレー種目で3年連続して優勝。ゴルフ部では昨年の国体で女子個人優勝を果たし、オーストラリアン女子アマチュアゴルフ選手権ではベスト16の快挙。吹奏楽部も全日本アンサンブルコンテスト高校の部、金管8重奏で金賞に輝いた。

 勉学に部活動に充実した日々を送る生徒たちは一様に「学校が好き」という。学校説明会に訪れた保護者や子どもたちが目にするのは、そんな生徒たちの生き生きと明るい表情だ。

 今年度からは、もっと深く滝二を理解してもらおうと、学校が大好きという中高生60名でキャンパスナビゲータを結成。見学者からの質問に答えたり、校舎を案内したり、滝二の顔として年間を通して様々な広報活動に取り組む。

 生徒が生徒自身の言葉で学校の魅力を紹介する。そこに滝二の強さの一端が見える。

 
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