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中学・高校受験:学びネット

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浪速中学校・高等学校

 
  自分の道を探す生徒を万全の体制でサポート
昨年4月理事長・校長に就任した木村智彦氏によって、文武両立をめざす改革が進められている浪速中学校・高等学校。進路指導にも重点をおき、平成20年度には東京大学合格者を輩出し、一躍注目を浴びた。男子校から男女共学となって高等学校が4年目、中学校が2年目を迎える。部活動や大学受験、改革による変化のことなど、男女4人の生徒たちから話を聞いた。

校 長: 木村 智彦
住 所: 〒558-0023 大阪市住吉区山之内2-13-57
電 話: 06-6693-4031
交 通: JR阪和線「我孫子町」駅、「杉本町」駅下車徒歩10分、南海高野線「我孫子前」駅下車徒歩8分、市バス「山之内1丁目」下車すぐ前、地下鉄御堂筋線「あびこ」駅より徒歩15分
学生数: 中学校 210名
高等学校 1537名 (2008.09.1現在)
ホームページ: http://www.naniwa.ed.jp

 

参加者

浅井 花名子さん 普通科V類 高校1年生 (ボクシング部マネージャー)

竹山 智子さん  普通科T類 高校2年生(柔道部)

仲濱 龍源くん  理数科   高校2年生

日比野 真登くん 普通科T類 高校1年生

共学4年目、文武両立に励む女子

── 浪速高校といえばボクシング部が有名ですが、浅井さんはなぜマネージャーになろうと思われたんですか。

浅井 ボクシングに興味がありましたし、兄も浪速高校出身で、ボクシング部に入っていたんです。私はそのとき中学生でしたが、試合があると応援に来ていました。

── マネージャーとして、どんなことをしてらっしゃるんですか。

浅井 毎日2年生の先輩と二人で、練習のノートを書いたり、水を入れたり、グローブの手入れをしたりしてます。とにかく部員が良い成績を残せるよう、陰で支えるのがマネージャーの役目だと思っています。3年生のなかにはボクシングで大学入学が決まっている先輩もいるんです。間もなく合宿があり、先輩たちもたくさん参加して頂けます。元プロボクサーで、今は芸能界で活躍されてる赤井英和さんも来られるんですよ!

── 竹山さんは柔道部ですね。女子はおひとりだけとお聞きしました。

竹山 そうなんです。女子1人で、初めは抵抗がありましたが、柔道をしている時は男も女も関係ないです。男子と練習したほうが、強くなれるかな。今は初段で、黒帯です。

── 目標はありますか。

竹山 試合に出て1回でも多く勝つこと、賞状をもらうことが目標です。次の試合は、8月19日にある大阪府の体重別の大会です。

── お二人とも部活動と勉強との両立は難しくないですか。

竹山 大変ですが、充実しています。部活をしているからといって、勉強で負けたくない。国公立大学をめざしています。得意科目は英語です。英語が少しできると、ALTの先生や外国人と話すことができます。このあいだ長居競技場で世界陸上が行われた時に、来日した外国人と話をすることができました。

浅井 私はとにかく毎日の授業に集中するようにしてます。部活が終わって遅い時間に家に帰ると疲れて寝てしまうんです。家では勉強の時間がとれないので、授業を集中して聞いています。クラスのみんなもそうしています。

── 竹山さんは英語が得意ということですが、何か資格はお持ちですか。

竹山 英検準2級をもっていて、夏休みあけに2級を受験する予定です。英語の先生には大変お世話になっています。とても頼れる先生で、将来はそういう頼りになる英語の先生になりたいです。

先輩の東大合格に刺激されて

── 仲濱くんと日比野くんは、大学受験をめざして勉強を頑張っているんですね。仲濱くんは成績がトップだとうかがいました。

仲濱 はい。高校受験のとき、公立も受けるつもりだったのが実際は専願になりました。この学校を選んだ理由はいろいろありますが、一番の理由は入学時に成績が上位10番以内だと入学金・授業料が全額免除になる特待生制度があり、そこに入れたから。でもいつも勉強していないと、成績はすぐに落ちてしまいます。理数科では、クラスのほとんど全員が国公立大学を志望しています。僕は、先生からは大阪大学をすすめられていますが、第一志望は家から近い大阪市立大学です。

日比野 僕も勉強に集中して国公立大学に行きたいと思っています。理科がだめなので文系ですけど。

── 日比野くんは浪速中学校からの内部進学生ということですが、中学校の受験は専願だったのですか。

日比野 はい。母親と相談して、浪速中学校を専願しましたが、入学してみたら本当に自分にあっている学校だと思いました。中学受験のために5つの塾に通いましたが、そのうち2番目に行っていた塾で、優秀だなと思っていた友達と再会できましたし。

── 高校では外部生といっしょになりますが、どんな感じを受けましたか。

日比野 高校に上がってクラス分けがあり、親しい友達と別れてまわりが知らない外部生ばかりになったのには、初めはちょっと戸惑いましたけど今は新しい友達ができました。

変わる浪速
私たちが感じる浪速の良い所

── 学校が変わったと思いますか。

日比野 昨年校長先生が変わってから、だいぶ変わりました。特に勉強に重点を置くようになったと思います。東京大学合格者が出て、あとに続けという感じです。

竹山 夏休みの講習の制度が変わりました。以前は自由参加でしたが、今年から全員受講するようになったんです。授業でも若い新任の先生が増えました。先生が代わって、クラスの雰囲気も変わりました。学校のイメージも、昔は部活の方が大きかったけど、今は文武両立です。

── 最後に学校の一番良い所を教えてください。

仲濱 講習などがあり、塾に行かなくても勉強ができます。講習で教えてくださる先生が、普段教科を担当している先生と同じだから、いろいろと相談しやすいし、自習時間を設けてくれるので、わからない問題も聞きやすいです。

日比野 僕は部活はしてないけど、運動部がよく頑張っていつも良い成績を残していてすごいと思います。

竹山 他校の友達と会って話していて思うのは、浪速の先生は生徒に対して暖かく、真剣に接してくれるということ。良い先生ばかりです。

浅井 私も先生が好きです。部活でみんな頑張っているし、毎日充実した生活が送れています。
(7月19日本校にて取材)  

 
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