サイト内検索:
 
中学・高校受験:学びネット

 学びネットは、中学、高校受験のための情報ページです。学校紹介や塾経営にお役立て下さい。

今月号の紹介 学校散策 塾長のためのマンスリースケジュール 購読案内 会社案内
学校散策 ・関西校・ 関西一覧
   

智辯学園奈良カレッジ

 
  12年一貫教育で日本のリーダーを育成
2004年4月開校
 
金剛生駒紀泉国定公園の深い緑の中に、来春智辯学園奈良カレッジが開校する。心を育む環境と継続的で合理的なプログラムのもと、12年かけて独自の教育を行い、日本のリーダーとなるエリートを育成する、待ち望まれた学校である。

校 長: 藤田 照清
住 所: 〒639-0253 香芝市田尻265番地
電 話: 0745-79-8851(開設準備室)
交 通: 近鉄大阪線関谷駅より徒歩15分
学生数: 中学校  80名
高等学校 80名 (2003.11.1現在)
ホームページ: http://www.chiben.ac.jp/

 

人格をつくるには、小学1年生から

 中高6年一貫教育では、「能力の最大伸長」と「人間性の陶冶」を目指し、実績をあげてきた智辯学園。平成14年に和歌山校で小学校を開校したことで、その人間教育が注目され、「真っ白なシングルエイジから計画的に教育し、優れた人格と高い能力を持つバランスのとれた人材を育成したい」と開校に踏み切った。

「私自身が高野山真言宗僧侶あり、学校は宗教をベースとした人間教育を行っています。和歌山校では、小学1年生が感謝祭で小さな掌を合わせ、覚えた般若心経をみんなで唱える、その無心で無垢な姿はみ仏の姿に通じると実感するのです。私たちはこの宝物を、人間性も知性も備えた素晴らしい大人になるよう、大事に育てなければ」と理事長であり校長の藤田照清先生は強く語る。

キャンパスは73,000平方メートルの森

 校地は万葉集にも詠われた二上山の北麓に位置し、国定公園の中にある。73,000uの深い緑の木立に包まれて、古代ローマのコロセウムのようなリング状の校舎が建つ。この中に小学部・中学部の教室があり、直径90mの中央部には芝生の「あそびの広場」が広がる。子どもたちが、教室からすぐ駆け出して、自然の光と風の中で、安全に自由に遊べるようにと考えられた。

「自然の中で生き物と触れたり、友達と思いきり遊んだりした経験の少ない今の子どもは、虫の取り方も知らないし、転び方も下手。私どもは心と体を育てるために、自然を買い取ったのです」と藤田良一開発準備室室長は言う。

12年一貫教育で東大医学部へ

 同校では12年間を4年で区切り、3期に分け、独創的な教育が行われる。卒業時の目
標は東大、京大、国公立の医学部レベルだ。

 まず、1期(小1〜小4)は基礎・基本期で、何よりも人間性の育成を重視。

「4年生くらいまでに、人間性ができ上がってしまうんです。『人として生きる基本』を鍛錬し、感謝と奉仕のできる人間に育てます」と藤田開発準備室室長。科目の授業では参加・体験学習を主軸に好奇心、探求心を育て、国語と算数を中心に学習の基礎を育てることに努める。

「40人2クラスで、カリキュラムに柔軟性を持たせたチームティーチングや少人数学習、習熟度別指導などを採り入れて授業を行います。チャイムも鳴らさないつもりです。時間を肌で覚えることも大切だと考えています」。

 

6年間で7年分の学習量

 第2期(小5〜中2)は、発達・向上期とし、高さと深さを求める本格的な系統学習を始める。小学校高学年〜中学校の内容を徹底的に学習。教科ごとに専門の教員が70分授業を行い、年間授業日数も公立より80日多い270日。わかる授業、深い学習に徹する。

 また、クラブ活動を通して幅広い自我の成長を促す。バランスのとれた学校生活を進めるために、活動は週3回、2時間程度で行う。中3の2学期以降は同好会活動になる。

 第3期(中3〜高3)は習熟・充実期。高校2年終了までに高校の学習内容を習得し、高3の1年間は受験勉強に徹する。

「年間270日の70分授業は、公立と比べると約1年分多いんです。ゆっくり授業を進めても、1年多い。ですから、その1年は徹底した受験対策に当てられる。6年間、家庭で毎日教科の予習・復習をしっかりしておきさえすれば、東大・京大も困難ではないでしょう」と藤田開発準備室室長は胸を張る。

 なお、6年一貫教育ではノウハウを持ち、実績のある同学園。奈良カレッジでも中学からの入学も受け入れる。

小学生は送迎にも配慮

 すでに開催されている説明会では、遠方からも多くの親子が集まって来る。しかし、定員は80名で、通学範囲は定めないという。

「スクールバスが近鉄大阪線関谷駅から出ますが、小学生は安全面を考え、電車通学は起点の駅を決めてそこから教員が付き添うようにします。ラッシュ時ですし、最近は幼い子どもを狙う事件も多い。保護者の協力も得て、安全には最大に注意を、と考えています」。

 また、教育には家庭の協力が不可欠だと考える。

「この学校は、私の長年の夢です。イギリスのイートンやハーローカレッジのように悠久の歴史と伝統を持つ学校に育てたい。お爺ちゃん、お父さんも通ったというような。教育は学校と本人と家庭がひとつとなってこそうまくいく。智辯が好きで、ぜひ行きたい、通わせたい、と考える専願の方だけにお願いします」と藤田理事長は、きっぱり言い切る。

 
  ページの先頭へ戻る
manavinet」運営 / 「塾ジャーナル」 編集・発行
株式会社ルックデータ出版
TEL: 06-4790-8630 / E-mail:info@manavinet.com
Copyright© 2004-2003 manavinet. all rights reserved.