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中学・高校受験:学びネット

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津田学園中学校・高等学校
(中高一貫六年制)

 
  最先端のICT教育の導入と工夫で
大学入試改革にも対応
今年度で学校改革後に入学した生徒が中・高6学年すべて揃った津田学園中学校・高等学校。改革第1期生による来春の大学合格実績が待たれるところだ。さらに津田学園全体で強力に推進しているICT・英語・道徳各分野の教育内容が多方面から強い注目を浴びている。
なぜならこれら各分野の取り組みは、教育界を揺るがす大きなニュースとなっている大学入学者選抜方法の改革と目指すものが同じだからだ。大学入試改革初年度受験生となる現1年生たちはこのシステムで力をつけ、落ち着いて大学受験に向かうことができる。

校 長: 須賀 英雄
住 所: 〒511-0904 三重県桑名市野田5-3-12
電 話: 0594-31-6311
交 通: スクールバスを利用かJR関西線・近鉄名古屋線「桑名」駅より三重交通バス約15分、野田5丁目南下車徒歩5分、または津田学園下車
学生数: 143名 (2015.7.1現在)
ホームページ: http://www.tsudagakuen.ac.jp/chugaku/

 

新体制第1期生が高3に
来年春の合格実績が待たれる

 平成22年、中高一貫6年制の進学校として再出発を期し、学習カリキュラム、教科書・教材、制服等を一新する大きな改革を実行して、「新生津田学園中学校・高等学校」として新たな第一歩を踏み出した。今年度は学校改革後の1期生が高校3年生となり、その大学合格実績が保護者や入学希望生だけでなく、塾や私学を含む教育関係者からも注目されている。

 学習カリキュラムは1年間を前期・後期の2期制とし、1日7時限授業や土曜授業(第1・第3土曜日)を導入することで、年間通じて充足した授業時間を確保。中学1・2年を基礎学力期、中学3年から高校2年までを充実期間として、この学年までで高校課程の教育分野を終える。そして、発展期となる高校3年で大学入試対策に集中する。このカリキュラムにより、精選された内容の指導を無理なく、効率よく進めることができるのだ。

 主要教科のうち、英語・数学・国語(古典)は中学3年より習熟度別授業が行われる。また、放課後や始業前の朝などに難関大学の現役合格を目指す課外授業が行われる。その他にも、中学1〜3年は国語・数学・理科・社会でアクティブ・ラーニングを導入した特別体験講座を、高校1〜3年は土曜授業の午後に外部講師を招いての特別大学入試対策講座など、多岐にわたって新学習指導要領で削減された内容を補充学習し、確かな学力を養成する時間として利用する。

 この学習方法に加え、津田学園全体で取り組む新たな教育“3つの柱”の導入が、津田学園中学校・高等学校でも始まった。それは固定式の電子黒板の導入をはじめとした『ICT教育』、実践的な英語力を身に付ける『英語教育』、郷土と我が国、そして世界に役立つ人材の育成を目指す『道徳教育』である。

アクティブ・ラーニングの
一環となるICT教育

 電子黒板は2年前に一部の学年に導入を開始。今年度にはすべての学年の普通教室に、教育分野に特化した機能を持つ英国製の電子黒板(固定タイプ)の設置を完了させた。

 書き込んだ画面を自在にスクロールしたり、写真や動画を提示し、一部分を拡大したりできるので、生徒に重要な点を教えるのに効果がある。

 さらに、授業データはすべて保存することができるため、一教員の板書方法や、教材の展開例などを資料として活用して教員相互の研修に役立てたり、その教員が後日、再度見直し、次回の指導の改善に資することも可能。授業では画面で動画を使用して、口答や静止画では伝えにくいリアルな知識を与えられると総括主任の山村光昭教諭は主張する。

 「電子黒板導入と同時に、iPadを使った指導も実践しています。写真や動画を使い、レポートやプレゼン用のテキストなどを簡単に作成できる『ロイロノート』というiPad専用アプリケーションをインストールして、生徒に新たな学びの形を提供しています」

 ロイロノートはiPadで撮影した動画や写真も使用できる。理科のグループ実験では、実験を行う生徒と記録する生徒、補助する生徒など役割を分担するが、その中にもうひとつ『録画する生徒』の役割が増えることになった。その動画は共有されるため、どのように撮影すればうまく映し、情報を共有することができるか、実験で学ぶ内容を生徒各々が真剣に考える。また、iPadを電子黒板に接続してプレゼンテーションできるため、生徒同士の議論のきっかけにもなれば、表現力も身に付く。

 「生徒たちに電子黒板やiPadをダンスの練習に使用したいと言われたことがあります。教員では思いつかない使い方を生徒が自由な発想で提案してきました。これには驚きました。将来、社会に出たときに役立つIT機器を扱うスキルを自然に身に付けているのです。これも一種のアクティブ・ラーニングではないでしょうか」(山村)

 若い教員や生徒が中心となって自分で考え、ICTを活用する。この新しいメソッドが生徒の学習への興味を大きく湧き立たせている。

大学入試改革にも揺れぬ
先を読んだ指導方法

 昨年、文部科学省中央教育審議会は、大学入学者選抜改革の全体像を発表した。「基礎学力テストと入学希望者学力評価テスト、さらにアドミッションポリシーに基づく多元的評価を重視した各大学の個別選抜で合否を決定。個別選抜では『知識・技能』『思考力・判断力・表現力』『主体性・多様性・協調性』という学力の3要素を踏まえて、総合的な評価を行う」とされている。この学力の3要素が多くの高校や塾を悩ませているのだ。

 しかし、この3つの要素、大筋は現在、津田学園が取り組んでいる教育と大差がない。知識や技能を学ぶのはもちろん、野外学習、文化祭、実験などの体験活動やその発表などで、協調性や表現力を鍛えられ、主体性や判断力はアクティブ・ラーニングで身に付けられる。また、CBTと呼ばれる端末やPCを利用したテストの導入も検討されているが、これはICT教育で自然と力をつけている。さらに、本校に設置されている「サイエンスクラブは」産学連携協定のもと、大手企業にあって最新の科学技術を研究し、実績を持つ現役理学博士から自然科学への探求方法や実験方法などについても指導を受ける機会が得られる非常に特色あるクラブで、所属生徒は思考力や主体性、多様性を磨くのに大きな力になる。

 「予定通りなら、現在の中学1年生が大学入試改革の最初の試験を受けることになりますが、本校の指導内容や方向性は、改革の方向性と一致しているため、十分に対応することができます。今後の入学希望者にもそのことを伝えていきます」と主任教諭・募集担当の橋本貴亨教諭は語る。

 従来の授業を大きく進化させることができるICT教育は始まったばかり。そのため、生徒が授業のアイデアを提案したり、教員がスキルアップを図るなどで、無限に可能性を広げている真っ最中だ。今後は電子黒板やiPadを自在に使った新しい教育の形を追求していくことになる。大学入試改革に有利なだけでなく、次世代の社会で活躍する力を身に付けられるその教育を、今後も広く多くの人々に伝えていくことが期待される。

 
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