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中学・高校受験:学びネット

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静岡学園中学校・高等学校

 
  本物に触れる体験から
生きる力の芽を伸ばす
「時代が求める真のエリートの育成」を教育目標として掲げている静岡学園中学校・高等学校。2011年にキャンパスを移転し、全国初単独学科として高校に「教養科学科」を設置。近年、特別プログラムとしてさまざまな体験ができる機会を用意し、生きる力を引き出す教育を行っている学校だ。取り組みスタートから4年。着実に生徒に変化が起きている。

校 長: 石田 邦明
住 所: 〒420-0833 静岡県静岡市葵区東鷹匠町25
電 話: 054-200-0191
交 通: JR「静岡」駅から徒歩20分、または、しずてつジャストラインバス「静岡駅―横内町静岡学園入口」6分乗車、バス停から徒歩4分、静岡鉄道「音羽町」駅から徒歩8分
学生数: 中学校 221名
高等学校 929名 (2015.5.1現在)
ホームページ: http://www.shizugaku.ed.jp

 

地域活性に高校生の力
学校飛び出し、他校と協力

 静岡学園中学校・高等学校では、生徒自身が「生きる力」を付けていることがわかる出来事が起こっている。その一つが「しずコネ」だ。静岡県内の高校生(静岡学園、静岡聖光学院、清水東)が集まり、生徒会運営や文化祭等の工夫を共有することで、地域活性化に活かそうという活動が昨年から始まった。その代表は静岡学園の生徒だ。

 「学校外でのつながりを積極的に求め、もっと幅広い視点で物事を考えたいという動きが生徒から出てきました。地域創生活動には高校生の力も活かせるはずです。生徒にはどんどん外の世界に出てほしいですね」と、石田邦明校長は話す。

 経済界や学界、知事らが中心となって、世界に通用する人材の育成を目指して始まった「日本の次世代リーダー養成塾」にも毎年参加している。これは全国から選ばれた高校生が一堂に集まり、日本や世界を代表する講師のレクチャーを受け、さまざまなテーマでディスカッションするもの。同年代の生徒と寝食をともにし、リーダーとしての生き方について語り合う刺激的な2週間を過ごす。この塾に参加した先輩たちの姿を見て、自分も参加したいと手を挙げる生徒が年々続いている。

 「本校の教育目標である『自立の精神を持ち、社会に貢献できる真のエリートの育成』の教育がじんわりと生徒の中に浸透してきたと感じます。教養科学科、中高一貫教育、生きる力を育てる特別プログラムの3つの柱が、相乗効果を生んでいるのでしょう」と石田校長は嬉しそうに語る。

特別プログラムでの体験が
エリート育成の土台に

 同校が目指すエリートは単なるリーダーではない。他者の幸せを考え、それに貢献できることこそ自分の幸せとの価値観を持った人間を指している。世界や地域で起きているさまざまな問題に対し、「進取の精神を持ち、諦めず解決するまで全うする」人間が真のエリートと言える。その真のエリート育成には「柔軟な発想ができるこの若い時期に、いろいろな角度から刺激を受けることが欠かせない」と石田校長は考えている。

 同校は2011年、日本初の単独学科として高校に「教養科学科」を設置。その幅広い学びを支えるため、6つの特別プログラムを用意している。

 1つはSGT(SHIZUGAKU GOLDEN TIME)だ。進路のための講座はもちろん、大学や企業の専門家の講義も用意。これまでにお茶やお菓子を片手にくつろいだ雰囲気で科学の面白さを体感する静岡大学の「サイエンスカフェ」や筆記用具メーカーが教える筆記用具の歴史と万年筆組み立て体験等、ユニークな講座を企画してきた。

 加えて、開校記念式典には毎年講演会を開催。今年は自然科学研究機構の機構長で、宇宙物理学者の佐藤勝彦氏を招き、「宇宙はどのように生まれたか」をテーマにレクチャーしてもらった。その中で宇宙創生を解明するインフレーション理論や夢を見つけて突き進む大切さを生徒に伝えてくれた。

 講演後、石田校長が驚いたことがあった。佐藤氏の著書を持参した2人の女子生徒がサインを求めてやってきたのだ。同校では毎回講演に関する書籍コーナーを図書室に設置。そこをきっかけに生徒が興味を持ち、さらに深く知ろうと積極的になっていることがうかがえる。

 「佐藤先生の研究は高校生が理解するにはやや難しいかもしれません。しかし、大切なのは『本物に触れる』ということ。ここでの話が記憶に残り、将来、宇宙研究の道に進む生徒が出てくる可能性もあります。こうした本物に触れる一つひとつの営みや経験が、子どもたちを変えていくのです」と石田校長は語る。

大学入試改革を先取り
ITと英語のスキルも

 さらに力を入れたいのは『グローバル教育』だ。国や価値観の違う人々との交流する機会が、生徒をより成長させると考えている。

 同校では中国・浙江省の中高一貫校、緑城育華学校と2004年から交流。今年も5月に28名の生徒が来日した。いつも茶道部がお茶を点てて歓迎するが、今年は茶道部の部長が英語での解説に挑戦。一昨年は同校の生徒が抹茶を、緑城育華は中国茶を淹れて、茶文化の比較もした。今後は各国から県内大学に留学している大学生を招き、交流することも検討している。

 海外大学への進学に興味を持つ生徒も増えていることもあり、SGTでも海外留学セミナーを開催。入学方法や準備方法、入試について説明を行った。さらに、SGTで英語のタイピング練習講座もスタート。大学入試でも英語の4技能の力が問われているが、大学での学びを見越して、パソコンに英文をスムーズに入力できるよう、すでにトレーニングを始めている。3DCGでアニメを学ぶコンピューター講座を行ったときもプログラムの言語は英語。ITと英語という、大学入試や社会に出てから必要とされるスキルをすでに体験させている。

 「私はシズガクの教育ビジョンは、大学入試改革の先取りをしていると思っています。新しい入試制度の中では、学校であるいは学校外でどんなことをやってきたか、そこで何を考え、何を身に付けたか、そしてそれをどう活かそうとしていたが問われるでしょう。本校ではすでに、そうした将来、社会に出たときに必要な力、生きる力の教育の蓄積があります。それが今後、さらに評価されることを期待しています」と石田校長は力強く語った。

《1日体験入学》 7月31日(金)・8月29日(土)

 
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