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中学・高校受験:学びネット

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学校法人静岡理工科大学
星陵高等学校

 
  ICT教育と思考コードで学びを可視化
SDGs学習が育む多様性への理解と協働力
地域に貢献するグローバルリーダーを輩出
 国公立大学・首都圏難関私立大学への進学実績は県内有数を誇る星陵高等学校。急激な社会の変化にすばやく対応できる進学校として地域の厚い信頼を集め、近年は「多様性(ダイバーシティ)」を重視する校風が、未来志向で目的意識の高い中学生の憧れとなっている。その星陵が「解なき時代」を生き抜く原動力は、アグレッシブに変わり続ける生徒と教員たちだ。変化を恐れることなく、論理的かつ柔軟に思考し、挑戦を楽しめる学校がここにある。

校 長: 渡邉 一洋
住 所: 〒418-0035
静岡県富士宮市星山1068
電 話: 0544-24-4811
交 通: 富士・富士宮周辺で全22ルートの
スクールバスを運行
(夏期・冬期講座時も運行)
生徒数: 1,386名
ホームページ: http://www.starhill.ed.jp/jhs/

 

医学部医学科に7名合格!
推薦・AO入試にも強い星陵

 「大学受験における多様な選択肢がある中で、選べるだけの確かな学力をまずは身につけることです。その上で探究や行事などを通して興味を持ったこと、『自分のやりたいこと』を彼らは見つけていきました」

 力強く語るのは渡邉一洋校長。今春の卒業生たちも、芸術系ならデザイン・美術・音楽、医療系なら医師・看護師・獣医師・薬剤師・放射線技師など、各分野の最先端を走る学校を自ら探していった。目的意識が高く、計画的に実行する――それが星陵生のスタイルになりつつある。ただ渡邉校長が言う通り、夢を叶えるには相応の学力の担保、年々多様化する入試形式への対応力が必要だ。入試広報課長・佐野北斗先生は、生徒たちの力に自信をみせる。

 「学校選抜型入試(推薦入試)・総合選抜型入試(AO入試)にも一般入試に並ぶ学力が求められるようになってきましたが、ウチの生徒たちはどちらにも対応できると思います。基礎学力はもちろん、書類審査や面接で問われる探究活動の実績や深みで充分戦える力を養っていますから」

 今春は、名古屋大学・北海道大学など旧帝大のほか、医学部医学科に7名が合格。医歯薬系大学への進学は年々増加し、今年は40名の大台をうかがう。公開講座「医師を目指す人たちのための教育セミナー」には中学生、他校の生徒や大人も参加。医師や医学部受験専門予備校の講師などを招き、医療の最前線や医学部進学の心構えや準備などを語ってもらう。

 「静岡県は医師不足なので、いずれ地元に戻ってきてほしい願いも込め、選択肢の一つとして紹介しています。医学部は難関ですが、合格した生徒たちは勉強一色ということもなく、行事や部活動にも打ち込んでいましたよ」と佐野先生。

「解なき時代」を生き抜くための
多様性と協働性、柔軟な思考力

渡邉 一洋 校長

 同校は2学科6コース(星陵中学校からの中高一貫コースを含む)を有する。英数科には、国公立・難関私大を目指す総合コース、得意科目に絞った学習を通じて効率的に学力を伸ばす英数コース。普通科には、有名私大進学を目指す進学コース、法人内専門学校(ICT・デザイン系)と提携した高・専一貫コース、就職率は県下1位の普通コースがある。すべてのクラスで文理の枠を超えた「多様性」を大事にしている、と語る佐野先生。

 「学校全体でSDGsに取り組んでいますが、新しい世界の枠組みを創るためには、文系・理系両方の視点とチームの協働が必要だと生徒たちは理解しています。勉強を教え合い、互いの足りないところを補い合うのが彼らの日常です」

 渡邉校長はPBL(問題解決型学習)が、生徒の創造力を育てる鍵だと語る。「星陵が目指すのは、(状況の変化に応じて柔軟に方向を変える)アジャイル型のPBLです。新型コロナ禍の最中も『いま』何が問題かをすばやく見極め、柔軟に対応しました。『解なき時代』を生き抜く粘り強さと創造力が教員や生徒に備わってきたと感じます」

 「星陵祭」では全校あげてSDGsの研究・発信に取り組む。フィールドワークや修学旅行で実地検証を重ねて、2月の「SDGs研究発表会」で総仕上げを行う。

 「実地検証を経て自分の仮説も修正を迫られる。まさにアジャイル型の学びです。探究を通じて自分自身の問題と捉えて行動できるようになります」と佐野先生。

 大学と連携し、先進的な研究活動を行う「星陵ラボ」では、約150名の生徒が10数個の研究テーマに分かれて精力的に活動している。東北大と共同研究しているバイオメタン研究では、パラリンピック聖火に協力することが決定。高校2年の上杉朋花さんは星陵における研究活動を通じて「根拠や理由を元に仮説を導き出せるようになりました。先生とも意見交換ができるので、様々な知識や考え方を吸収しています」と語る。高校入学後の論理的思考力の伸びを実感しているという上杉さんの「ハニカム構造を利用した高齢者用の軽量ヘルメットと避難所用ペーパーベッドの研究」は静岡健康・長寿学術フォーラムで優秀賞を受賞するなど、注目の生徒だ。

新たな価値を創造する
学校であり続けるために

 導入3年目の「Classi」などICT環境の充実も、生徒たちの潜在能力を引き出している。新高3は高校3年間の活動記録がClassi のポートフォリオ機能に蓄積されている。佐野先生の国語の授業では、高2生がClassi に創作小説を投稿し、互いの作品を鑑賞、感想やアンケートを共有した。佐野先生は生徒の作品のレベルの高さを評価するとともに、更なる仕掛けがあると明かす。

 「作品を通して互いの人格への敬意を高めることも達成度の一つ。これを思考コードで可視化しています」

 思考コードにより、生徒は自らの学習達成度を明確に認識できる。星陵は静岡県初の思考コード導入校だ。常に時代の先を読み、恐れず変化していく星陵はこれからどんな挑戦をしていくのか、渡邉校長に聞いてみた。

 「海外大学進学を希望する生徒に、星陵が海外大学までの橋渡しをしたいと考えています。まずは大学で通用するアカデミックな英語力。秋入学までの半年間で勉強できるよう現地の語学学校と提携を始めました。入学に必要な書類や論文提出などの情報も提供してあげたい。海外大学院も含め大学卒業後は、地元に貢献できるルートまで創りたいんです」

 何のためにやっているのか、本質は何か、将来何をしたいのか、そのために必要な手段は何か――星陵の生徒たちが「自分軸」を創るために日々自問するように、星陵もまた学校としての存在意義を自問自答し、変わり続けていく。

 
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