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中学・高校受験:学びネット

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静岡学園中学校・高等学校

 
  キャッチフレーズは「だけじゃないチカラ。」
勉強だけ、知識だけ、部活だけじゃない
好奇心あふれる生徒が伸びる学校
 日本初の教養科学科を高校に設置し、時代に先駆けた教育を推進してきた静岡学園中学校・高等学校。1年前、鈴木啓之校長が新校長として就任。この春には中学校・高等学校で教頭先生が新しく代わり、フレッシュなスタートを切った。幡野公一中学教頭、鳴嶋吉彦高校教頭、そして鈴木校長に、静学の魅力や今後の抱負をインタビュー。今、大注目のバスケットボール選手の市川真人君が静学を選んだ理由も紹介する。

校 長: 鈴木 啓之
住 所: 〒420-0833静岡県静岡市葵区東鷹匠町25
電 話: 054-200-0191
交 通: JR「静岡」駅から徒歩20分または
自転車で6分、しずてつジャストライン
「静岡駅―横内町静岡学園入口」6分乗車、
バス停から徒歩4分、
静岡鉄道「音羽町」駅から徒歩8分
生徒数: 289名(中学校)
1,039名(高等学校)
ホームページ: http://www.shizugaku.ed.jp

 

才能を埋もれさせない!
静学に多才な生徒が集結

――教頭就任の抱負を教えてください。

幡野公一先生(以下・幡野先生) 前教頭である鳴嶋先生が中学校の教育システムのレールを敷いてくださったと思っているので、その一つ一つを確実にこなしながら、よりいいものをつくっていこうと思っています。

鳴嶋吉彦先生(以下・鳴嶋先生) 私は久しぶりに高校に戻ってきましたが、生徒に対する思いは、中学も高校も変わりません。今も数学の授業をしているのですが、中1で教えた生徒が高3になっていて、久々に再会しました。自分の意見をしっかり持っている様子が頼もしく、成長を感じて嬉しくなりました。

――鈴木先生が二人の新教頭先生に期待することは?

鈴木啓之校長(以下・鈴木校長) 私は公立高校から静岡学園に来て3年目。二人の教頭先生は私より長く本学園で勤務されていますから、静学生の特質をよく掴んでいると思います。私が気づかない静学の空気や文化を教えてもらう反面、私からは新しい一石を投じることもしたい。様々な助言をしていただけたらと考えています。

――静学生の特質、らしさとは?

幡野先生 根が真面目な生徒が多いですね。それに多才な生徒が多いと感じます。

鳴嶋先生 授業だけではわからないけれども、部活動や校外の活動などで素晴らしい成績を残している生徒がいます。学校行事などでも思いもかけない活躍をしたり、多種多様なパワーが集まっているような印象です。

鈴木校長 先日、姉妹校の中国緑城育華学校の生徒が来校してくれた時、本校の生徒の一人が流暢な中国語で通訳してくれました。中国の生徒からも思わず「おーっ」と称賛の声が上がりましたよ。そうした隠れた才能を持った生徒がいるんだと感心しました。

――そうした生徒が静学を選ぶ理由は何でしょうか。

鈴木校長 公立中高の中で才能を埋もれさせたくないと思っている親御さんがいるのだと思います。また、サッカー部に入るために本校を選ぶ生徒も多いのですが、サッカーだけでなく、勉強との両立を重視している点も評価していただいていると思います。

幡野先生 受験勉強一辺倒でなく、様々なことを体験しながら学力を伸ばしていく。そういうところが選んでもらっている点かと思いますね。

鳴嶋先生 SGT(シズガクゴールデンタイム)や中学でのイングリッシュキャンプなど、他校では体験できないプログラムが豊富なところだと思います。また、行事や部活動の多くは中学高校合同ですので、お兄さんお姉さんと活動できる「一体感」も魅力に感じてもらっているようです。

自分で考えて解決
する力を育てる
様々な取り組み

――生徒との関わりで大切にしていることは?

幡野先生 私は生物の授業を担当していますが、授業を通して命の大切さや環境について考えられる人間になってもらいたいと思っています。例えば、生態系を守る意味についても、ただ「大切だ」と思うではなく、生態系の仕組みを理解した上で、大切さを考えられる人間になってほしいです。

鳴嶋先生 私が授業の中で子どもたちに感じてもらいたいのは、「わかる喜び」です。生徒同士で協力し合い、努力して乗り越えていくことで身に付く力がある。そうした経験を積んでいくことが必要だと考えています。それと、部活動でも勉強でも自分の意志で取り組んでほしい。主体性を持って行動できる人間になれるよう、学校からも働きかけたいと思っています。

鈴木校長 自分で考えて解決する力は、今後さらに要求されるでしょう。総合的な学習の時間「緑風塾」では、昨年から高1・2を縦割りグループに分け、それぞれテーマを決めて探究し、発表するスタイルに変えました。中学では興味のある新聞記事から自分の意見をノートにまとめる「教養科学の樹」を続けています。自ら気づき、問い、考え、表現する探究を中高通して継続していきたいですね。

――最後に入学を検討している保護者、生徒さんにメッセージをください。

幡野先生 「だけじゃないチカラ。」と言うのが、今年のキャッチフレーズ。色々なことに興味関心を持ち、チャレンジできる生徒に集まってもらいたいです。

鳴嶋先生 本校では、大学進学後も伸びていける力を付けることを大切にしています。そうした方針に共感する皆さんと、大いに学校を盛り上げていきたいですね。

鈴木校長 静学が求める生徒は「やってやろう」と思う、やる気のある生徒です。勉強でも部活でもボランティア活動でもなんでもいい。輝ける学校生活を静学で送りましょう!

身長204センチ!
日本期待のプレーヤー

 静学が誇る多才なタレントの一人、バスケットボール男子U22日本代表候補になった高校3年生の市川真人君。

 市川君も部活と勉強が両立できる環境があることから静学を選びました。毎日、磐田市内の自宅から通学していて、通学時間はテスト勉強や、試合の動画を見て研究する時間に充てています。 市川君が一番思い出に残っている試合は、東海高校新人バスケ大会の準々決勝。1点差で負けてしまった試合です。チームを一言で表すと「家族」という言葉が返ってくるほど、チーム愛が強い市川君。悔しさをバネに全国大会を目指して練習に励んでいます。

 全国から注目されているアスリート・市川君ですが、学校で楽しいのは「体育の授業」と「友達との会話」という高校生らしい一面も。得意科目は体育と英語。将来の夢はBリーグのチームに入ってプロになること。静学で市川君の夢は大きく膨らんでいます。

 
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