洗練された多彩なコース編成により
「個の発輝」を実現
「大成のコ―ス編成で本流となるのは中高一貫で難関国公立大学・医歯薬学部・難関私立大学への高い合格実績を誇る「ステューディアコース」です。そのステューディアコースへの編入コ―スである「ラトナディアコース」は、特別カリキュラムの授業を少人数体制のもと実施することで、難関国公立大学や医歯薬学部への進学を目指します。また、学業と部活動の両立を実践し、大学進学を目指す「プラウディアコース」では英・数・国の3教科に重点を置き、基礎学力の向上を図ります。そして開設5年目を迎え、今年度から授業担当や学校行事を六年一貫コースであるステューディアコースで行っている「英語留学コース」の第二世代が誕生。2019年度より「グローバルフューチャー コ―ス」としてバージョンアップします。」と足立誠理事長・学校長は語る。
英語留学コースから
「グローバル フューチャー コース」へ
左から 近藤裕介渉外部長 神谷兼正高校教頭
足立誠理事長・学校長 杉浦和彦中学教頭
「グローバル フューチャー コ―ス」は、1年間のカナダ・カルガリー留学(Yクラス)、3ヶ月間のニュージーランドまたはフィリピン・セブ島へのターム留学(Tクラス)で編成。希望にあわせて2つのクラスから選択でき、いずれのクラスも3年間で卒業できるのが特徴だ。1年間の留学はハードルが高かった受験生にとっては、ターム留学(3ヶ月)のプログラムが用意されたのは朗報である。このコースでは、高校1年次を徹底した留学準備の期間とし、週13時間におよぶ多彩な英語学習スタイルにより、「聞く・読む・書く・話す」のトレーニングに重点を置き、手厚い指導で生きた英語を身につける。
Yクラスのカナダ留学期間は高校1年生8月から高校2年生7月まで。ホームステイをしながら、カルガリーの公立高校であるセカンダリースクールへ1校につき2名程度で分かれて学ぶ。英語だけではなく、異文化を学び、バランスのとれた国際感覚を磨く。
Tクラスのニュージーランド留学期間は高校2年生4月から7月まで。ホームステイをしながら、現地高校で学ぶ。同じくTクラスのフィリピン・セブ島留学期間は高校2年生4月から7月まで。 語学学校併設の学生寮で生活をし、毎日5時間のマンツーマン・レッスンと2時間のグループ・レッスンで英語力を短期間で劇的に伸ばす。
留学後は一人ひとりにあった学習指導・進路指導を徹底。帰国後に理系難関大学や医歯薬学部への進学を目指す生徒は別コースの理系クラスに編入可能。大学入試に活用できる高いレベルの英語力の習得はもとより、小論文などの対策等も充実している。個々がめざす目標に照準をあわせた的確な指導により総合的な学力を養う。
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幅広い視野で夢は国境を越えて!
世界とつながる大成生たち
グローバル フューチャー コースの本格募集は2019年度からだが、すでに中学4年生(高校1年)がグローバル フューチャー生として今夏8月には留学先へ出発する。ステューディアコースの皆さんに、夢や学校生活について語ってもらった。
■大成を選んだ理由とグローバルフューチャー コースについて教えてください。
山田 私は塾の先生からの勧めで大成を選びました。数学が苦手だった私にとって、少人数制で手厚くフォローしてくれる大成はとても心強く感じました。今、留学コースでは、留学に向けて、クラスが一丸となって英語の学習に励んでいます。クラス全員が留学するので、団結力も強いです。幅 僕は公立中学から大成高校に入学しました。中学時代から英語が好きでインターネットなどで留学できる高校を調べ、大成を受験しました。大成では朝の8時5分からモーニングレッスンでネイティブの先生たちと日常会話をしています。留学コースには、グローバルな夢を持つ仲間がいて、自分ももっと頑張ろうと思えます。
■椎原さんはオーストラリアの生徒さんと交換留学を経験されたと伺いました。
椎原 Haileybury College との姉妹校ということで、両校の友好関係を深める目的で行ってきました。最初はなにもわからなかった英語が、今では誰かに話しかけられても自信をもってコミュニケーションを取るができます。
■ステューディアコース1年生と2年生のお2人の夢はなんですか?
小沢 将来は、世界的に活躍する医者、具体的には医療現場の最前線を支える救命救急医になりたいです。救命救急医になるためには幅広い専門知識を身につけ、数多くの実習経験を積み重ねる必要があると聞いています。語学力を磨いて、いろいろな人と心で接することができるよう頑張りたいです。加藤 将来の夢は、シリア、インド、バングラデシュなど、難民や餓えで苦しんでいる人たちの国に行き、たとえば助産師や看護師など現地の人の役に立つ仕事をすることです。今年の夏に大成のプログラムであるモンゴル研修に行くので、たくさん学んで、自分の将来について考えを深めたいと思います。
そして未来へ。
大成生のグローバルな活躍に
期待が集まる
国際社会で求められるコミュニケーションスキルや多様な価値観を理解できる国際感覚を養う教育に力をいれている大成では、世界を舞台に活躍している部活動やプロジェクト活動が盛んである。
中学2年生でモンゴルへ研修に行く生徒や、インターゼミ部ではカンボジアやアメリカ・デトロイトを訪れ現地学生とディスカッションを行った。また、最近では、スロベニア、オランダ、韓国など世界中から「大成で柔道がしたい」という視察や交流への問い合わせが絶えないという。
将来幅広い選択ができる試みを続ける大成。グローバルな視点で、異文化の多様な人たちとの交流を深める中で、新時代を担う未来のリーダーたちが着実に成長している。
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